モケー

【T-60 第264工場製】製作記・04

■ 手持ちのT-60写真から

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八角ハッチを装備した第264工場製の T-60。
やや不鮮明な写真ながら、砲塔は増加装甲が施されたタイプで、良く見ると車体後面にも増加装甲が貼られているようだ。操縦手ハッチは解放されており、前部が溶接製で角形の簡易タイプを装備しているのが判る。転輪は鋳造製スポーク転輪、工具箱は大型のタイプを装備。

砲塔には三角形内に数字(2/87?)の部隊マーク、車両番号1、赤星が確認出来る。車体のエンジンカバー部にはスローガンも描かれており、「вперед на」まではどうにか読めるのだが、その先は解読困難。当時良く使用されたスローガンである「вперед на запад!(西へ!)」かもしれない。

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【T-60 第264工場製】製作記・03

亀の歩みの様な製作記。

■ 車体

今回私はインテリア・パーツを組み込まないので、まずはパカパカっと車体を組み上げ。
車体は所謂「箱組み」ながら、パーツ精度が高く位置決めも工夫されており、コバ部分のゲート跡等の処理をキチンと行っておけばピタリと決まる。一箇所、車体側面板【De1・De2】の内側後方下部に押し出しピン跡が若干凸っているので、これは処理をしておいた方が良い。

なおインテリアに関しては、第264工場製車両の場合、生産かなり早い時期からリベットによる鋲接に代わって溶接留めが多用されていたように見受けられる。
車体下面パーツ【Ba1】裏面にはリベットモールドが多く在るが、これらは車内パーツを鋲接しているものなので、溶接留めの第264工場製車両に於いてはもっとスッキリしている筈。ただ今回はインテリアを組み込まないし、車体も台座に固定してしまうので、この辺の工作は省略。次の機会にチャレンジしてみたい。

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車体下面パーツ【Ba1】に、まず燃料タンク隔壁のパーツ【Bc34】を接着し、それをガイドにしつつ側面板【De1・De2】を接着した。
後部は隔壁パーツ【Bc34】が補強用の桁になるが、前部は桁が無く、今後の作業中に力を加えてパキッとイッてしまうのを避けるため、操縦手バルジ前の室内にエバーグリーンのプラ棒(たまたま手元にあった 2.5 X 4.8)で横桁を入れた。これで強度的に安心。

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車体上部パーツ【Bc31】は前面上部装甲板〜戦闘室天板〜燃料タンク上面板までが一体になっているが、戦闘室天板の前後が只の折り曲げ表現になっているので、この位置(上写真・赤線部)に筋彫りを加えると部品の別体感が出る。

が追加した筋彫り。ガイドとしてダイモテープを貼って慎重に筋彫るが、むしろ筋彫った後のプラのめくれを処理するのに気を使った。
の部分にある「コの字」状のモールドを削り取る。これはこの位置に GAZ-AAタイプの尾灯を装着する際の位置決めモールドで、1942年後期生産の第37工場製車両のみの仕様。
は排気管とラジエター液補給口を隔てる隔壁。キットではやや厚い表現になっており、プラ板で置き換えてやるのがベターだが、ボルト等のモールドが立て込んでいるのでちょっと難しい。ほんの気持ち程度薄く削って妥協。
いずれの作業もキットのボルトモールドを削り取らないようにマスキングをこまめに施しながら作業した。

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世の中 いろんなトラブル続き。四角い仁鶴が まぁ~るく シュピールヴァーレンめっせ

今年も始まった「ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセ」。1/35 AFV系で気になったアイテムなど。

■ タミヤ:【アメリカ軽戦車 M3スチュアート 後期型

まずは何と言ってもコレ。いやぁ遂に完全新設計の M3軽戦車が出ますか。
M3軽戦車といえば、まぁ米英でも若干使われたようですが、実質的にはソ連戦車なので(暴言)レンドリ者としては嬉しい限り。

出来はタミヤ・スタンダードという感じでしょうか。
パーツは適度に一体化が図られつつも、エンジンデッキのメッシュ部分などは別パーツ化されているので、ディテールアップも容易そう。
車体下部は箱組形式ですが、ディテール再現性の点からは好ましいところ。
操縦手席前面ハッチは開状態にも出来るようですが、インテリア類は再現されていないので、ここはこんな事も有ろうかと積んでおいたアカデミー製キットの出番ですな。

履帯はベルト式なれどモールドも良く、これで十分な気も。
フィギュアは半身像ですが、最近一連のタミヤ・フィギュア同様にこれも雰囲気良さげ。米軍兵士のヘッドも付属するようですが、まぁこれはオマケみたいなモンでしょう(暴言)。
付属デカールはソ連軍用が2種。「クイビシェフ」号は例の SU-122の履帯のアレのアレ(←テキトー説明)。その他、オマケとして米軍用デカールが1種。

ちなみにソ連軍の M3/M3A1軽戦車は、リベット接合式八角形砲塔型,溶接式馬蹄形砲塔型,溶接製車体型と、殆どのタイプが運用されてます。タミヤの場合バリエーション展開に対する腰は重そうなので、それらのタイプに改造するのも吉かと。ただまぁ、一応はバリエも出しそうなパーツ分割ではありますね。

タミヤ:【ドイツ自走榴弾砲 ヴェスペ “イタリア戦線”

足廻りとフィギュアが新規だそうで。履帯の出来が良いと全体が引き締まりますね。なかなか良ろしいんじゃないでしょうか。
ヴェスペってドイツ自走砲の中では割と人気が今ひとつな感じ。模型的には、かつて NKCからレジンキットが出たときがヴェスペ人気のピークだったのかも。
個人的にはじっくりと組んでみたいなーとかそこはかとなく思ってたりもしてるんですが。

Rye Field Model:【T-34/122 Egyptian

T-34-85をべースに D-30 122mm砲を搭載したエジプト軍の自走砲。長らくガレキアイテムでしたが、フル・インジェクションで出ますか。
これが出たという事は T-34シリーズに行くのかどうか気になるところですが、Rye Field Modelの T-34/122、車体は第183工場製でエンジンデッキも再現されているものの、各部のディテール追求は割と控え目で、どうも積極的に T-34-76シリーズまで出すような雰囲気は…ちょっと薄いかも。

IBG:【TKS

TKSって…(笑)。いや、Tom modellbauので十分じゃないのかな(←ポーランド物に冷たい)。

今年のニュル、ドラゴンは出展しなかったそうで、模型が売れて無いんでしょうかね…。

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T-60 後期型・増加装甲仕様

2018年度版カタログに載っていた35232:T-60 LATE SERIES, Screened (Gorky Automobile Plant) INTERIOR KITの詳細が明らかになりました。
既報通り、砲塔,主砲防盾,操縦手バルジ前面,車体前面,及び車体後面に増加装甲を施したタイプを再現しており、増加装甲付きでモールドされた装甲板が新規で用意されているようです(主砲防盾のみ増加装甲パーツを貼付方式)。

また、排気管が延長され車体後面のマフラー経由で排出されるタイプとして作れるようにもなっています。これは 1942年春頃から GAZ及び第38工場の生産車で採用されたもので、既に生産の始まっていた T-70軽戦車のマフラーと共用になっています。

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更に!転輪に関しては「プレス&溶接製・ディッシュ転輪」と「鋳造製・スポーク転輪」の両方が付属するようですよ奥さん。

製品名には「Gorky Automobile Plant(ゴーリキー自動車工場 = GAZ)」と銘打たれていますが、「ディッシュ転輪 + 延長排気管&マフラー」で GAZ製「スポーク転輪 + 延長排気管&マフラー」で第38工場製って感じかな。

更に裏技としては、延長排気管&マフラーパーツを使用せずに通常型排気管(キットに付属)を使用し、第264工場製キットから八角形ハッチを持って来てディッシュ転輪 or スポーク転輪 + 八角形ハッチ」にすれば、第264工場製の増加装甲仕様として組むことも可能。…っていうか私その仕様で組みたい。
でももしかしたら Miniartはそのものズバリを出すかもなぁ?

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【T-60 第264工場製】製作記・02

■ 車体前面パーツの選択

キットには車体前面パーツとしてDc2Dc3の2種が用意されている。模型パーツとしての両者の違いは「車体前面右寄りにリベットが4つ並んでいる・いない」ということで、この【35219:T-60 第264工場製】キットでは「リベット列の無い方」である【Dc3】を使用する指示になっている。

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ところが、実車写真を見ていくと、第264工場製車両でも「リベット列の有る方」即ち【Dc2】仕様の車両を多く確認することが出来る。例えば下の写真は鋼製転輪装着の第264工場製で「リベット列の有る方」の車両の例。

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この4つのリベットは、車内でミッションの架台を固定する為のもの。そしてこのリベット列の有無は「車体前面装甲厚の増加」と関連があるように思う。

T-60は生産中に車体や砲塔各部の装甲厚が増加していくのだが、そのうち車体前面装甲厚については、当初「20mm」、その後「15mm厚の増加装甲」を貼付ける形式を経て、後期には「35mm」になっている。
この装甲厚の増加に対応し、ミッション架台の固定方法を、車体前面装甲板に直接リベット穴を穿って留める方式から、車内の該当箇所に板状の基部を溶接留めし、そこにボルト留め固定するという方式に変更になったのではないか…と予想出来る。

つまり…

・車体前面にリベット列の有るものは、装甲厚が 20mmのタイプ(前期)。
・車体前面にリベット列の無いものは、装甲厚が 35mmのタイプ(後期)。

…という仮定を、一応は挙げる事が出来るだろう。

「一応は」などと曖昧な物言いになってしまうのは、必ずしもそうとは言えない可能性もまたあるため。
同じ工場の同じような仕様でもリベットが有ったり無かったり、また結構後期の仕様でもリベットが見られたりと、どうも法則性が明確ではなく、「装甲が厚いタイプなのにリベット列の有る車両」や「装甲が薄いタイプなのにリベット列の無い車両」が存在する可能性を否定出来ないのだ。写真から実際の装甲厚の差を観察するのもまた困難である。

なのでここは「なんか装甲厚と関係あるっぽいなー」と頭のスミに置きつつ、【Dc2】と【Dc3】どちらでも好みで選択して可ではないかと思う。逆に、ある特定の車両を作る場合でリベットの有無が確認出来るならば、その実車の仕様に従えば良いんじゃないかな…という感じ。ちなみに【Dc2】【Dc3】についてノギスで測ってみたが、厚みは両者とも同じだった。

今回私がイメージする車両では車体前面が確認出来ないのだが、個人的な好みから「4つリベット付き」即ち【Dc2】の方を使用することにする。
ふぅー。パーツ1つ選択するのに時間掛け過ぎだよ…(^^;)。

■ 車体後面パーツについて

なお、T-60の車体後面の装甲厚もまた、最初「13mm」、その後「10mm厚の増加装甲」を貼付ける形式を経て、後期には「25mm」になっている。

キットには車体後面パーツとしてDc1の1種だけ用意されているが、これは装甲厚13mmのタイプだと思われる。
車体前面板と同様、確定的な事は言えないのだが、車体後面板の左上部にある「2・4・2のリベット列」の「有る車両」が装甲厚 13mmのタイプ、「2・4・2のリベット列」の「無い車両」が装甲厚 25mmに増厚されたタイプである可能性が高い。

ちなみにこの「2・4・2のリベット列」は何かというと、これまたハッキリしないのだが、車内側に付く取っ手状の金具を留めるためのもので、この金具は、燃料タンク(取り外しも可能なようだ)を固定するバンドをどーにかこーにかする…みたいな感じのものと思われる(曖昧)。

ちなみのちなみに、「車体前面にリベット列の無い」車両でも「車体後面にリベット列がある」ケースもあり、リベットの有無が装甲厚と完全にリンクしているとするならば、車体前面と後面で装甲増厚のタイミングがズレていることになる。
…まぁ要するに「そんな感じで良くわからない部分もあるので、チョチョイと気楽にチョイス」するのが精神的にも良さそうだ。

なお、Miniartの一連の T-60シリーズは、基本的には「装甲が増厚される前のタイプ」を再現しているようなので、初期〜中期生産車を作るのが一番しっくりくるみたい。

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Miniartから 28/32cm ネーベルヴェルファー41型搭載・移動式ランチャー

【35269:GERMAN ROCKET LAUNCHER WITH 28 cm WK SPR & 32 cm WK FLAMM】なんてのも出ますか…。

コイツは、ソ連軍の【7.62cm F-22 USB】のドイツ軍による鹵獲・運用バージョンである【7.62cm FK39(r) 】の砲架を利用して 28/32cm ネーベルヴェルファー41型を搭載した簡易移動式ランチャー。米軍により鹵獲された写真があるので西部戦線で使用されたものと思いますが、基本的には1点物じゃないかな。

まぁネタとしてはキワモノですが、ホイールが新規なのは個人的には大いに評価。
このホイールは 7.62cm FK39(r) に多く見られるもので、元の(ソ連軍の)7.62cm F-22 USB のホイールが ZiS-5トラックのものと同系列であるのに対し、ドイツ軍が 7.5cm PaK 40 のものを基にホイール部分を新造した 7.62cm FK39(r) オリジナル・ホイールなのです。

7.62cm FK39(r) 自体は既に Miniartから【35104:ドイツ 7.62cm FK39(r) 野砲】として出ていますが、ホイールは ZiS-5トラック系列のもので(別に間違いではない)ちょっと勿体ないなと思ってました。というか、ぶっちゃけ 7.62cm FK39(r) を作る時にはこのホイールを自作だゼと思い、AFVクラブの PaK 40を用意してましたよ…グヤジイ…。

ちなみに、ブルガリア・ソフィアの「国立軍事史博物館」に現存する【7.62cm FK39(r) 】がこのホイールを装着しており貴重です。世界遺産と言っても良いんじゃないかな。

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Miniartから T-60 のバリエーション2種

さて、T-60のバリエーションとしては【35228:T-60 WINTER-SPRING 1942 PROD. INTERIOR KIT】,【35232:T-60 LATE SERIES, SCREENED (GORKY PLANT) INTERIOR KIT】が発表されましたね。

【35228】は、改良型砲塔を搭載した車両。T-60の砲塔は主砲用張出し部分の上部に換気用の開口部がありますが、これを廃止した為に形状が変化しています。
砲塔ハッチ,操縦手ハッチも単純な構造の簡易型になってますね。起動輪に開いた丸穴が4つのタイプなのもグー。尾灯はたぶん例のトコに付くと思われます。

【35232】は、砲塔,主砲防盾,操縦手バルジ前面,車体前面に増加装甲を施したタイプ。増加装甲の厚さは実車で 10mm〜15mmなので、増加装甲のプラパーツを貼付ける形式ではなく、最初から増加装甲付きでモールドされた装甲板が新規に用意されるんじゃないかな。
「GORKY PLANT(ゴーリキー工場)」と銘打っているので GAZ製をモデル化のようです。「GAZ」とは商標的理由から書けないのかも?

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Miniartから 自走ロケットランチャー LAP-7

【35277:SOVIET ROCKET LAUNCHER LAP-7】。あはは…と力無い笑いが漏れてしまうようなアイテム選択ですが。

これは、鹵獲したドイツの「28/32cm ネーベルヴェルファー41型」を参考に レニングラードで製造された「M-28(MTV-280)及び M-32(MTV-320)」をGAZ-AAトラックに搭載したもの。
LAP-7という名称で、LAP(ЛАП)は「レニングラード砲兵隊」の頭文字から。1942年秋頃からレニングラード包囲戦下で使用されたようです。

なお M-28と M-32は、元になった 28/32cm ネーベルヴェルファー41型と同様に弾体が木製の発射枠に収められていますが、ソ連軍ではしばしばこの枠のロックを外し忘れて、弾体が発射枠ごと飛んで行ったそうな。心に染みるちょっといい話ですね。

というか GAZ-AAのバリエーションを増やすなら、GAZ-60とか GAZ-42を出してよ…。

Lap7

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Miniartから BM-8-24 搭載 GAZ-MM

Miniartの 2018年度版カタログ掲載アイテムに【35259:BM-8-24 搭載 GAZ-MM】なんてのが。
こいつは確か「ベース車両が不足してるからとりあえず GAZ-MMに載っけてみるか」として作ったものの、やはり安定性に無理があって量産はされなかったんじゃなかったかな。ただまぁ実戦には出たみたいですが。

BM-8-24は T-60搭載用に起こすから資源の有効活用にはなりますが、こういうネタはモデラーが自作するように取って置いて欲しい気も…(^^;)。
しかしながら、フロントからリアまで伸びたフェンダーステップなど、良く見てますね。

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【T-60 第264工場製】製作記・01

■ 第264工場(スターリングラード造船所)と同工場製の T-60の特徴については、以前軽く記したのでそちらを参照の事(コレ)。

第264工場製の T-60はその仕様バリエーションが多種多様なのだが、先に記したように、今回は八角形ハッチを装備した車両を作ることとする。
具体的には下写真のイメージで製作したい。

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この写真は私が「八角形ハッチ」について気になりだした2007年に入手したもの(もう10年も前なの…!?)。ちなみに当時はこの「八角形ハッチ」が何処の工場製か判らなかった。が、今見ると各部に第264工場製ポイントが散見されるなあ。

さて、この写真の車両についての特徴を列挙すると…

・砲塔は増加装甲を施していない通常型。
・砲塔ハッチは八角形型。
・工具箱は細長いタイプ。
・転輪は鋳造製スポーク転輪。
・誘導輪はディッシュ転輪のようにも見えるが、ゴムの無い外周リムが見えるので、直径460mmの鋳造製誘導輪に泥が詰まっているものと解釈。
・上部転輪は全鋼製。
・前照灯&警笛は装備していない(ように見える)。

…といったところ。
基本的には Miniart【35219:T-60 第264工場製を使用すれば良いが、転輪に関してはキット付属の鋼製転輪は使用せず、35224:T-60 第37工場製から鋳造製スポーク転輪を調達する。
なお、折角のフルインテリア・キットなのだが、今回は車体内部の再現はオミットし、エンジンやミッション等は組み込まない。

ニコイチとかインテリアのオミットとか、何だか作り方が贅沢な様にも聞こえるが、使わなかった鋼製転輪は【35224:T-60 第37工場製】をベースに第264工場製車両を作る時に使用したい(第37工場製初期仕様はたぶん作らないので)。インテリアパーツについては T-70や SU-76Mを作る際に活用するつもりで、エンジンタンデム置きとか、やってみたいな(願望)。

T-30, T-40, T-60, T-70, T-70B, SU-76, SU-76M あたりは内装外装共に共通パーツが多く、古いキットのディテールアップにも使えるのが嬉しいところ。

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