モケー

タミヤから【M3A1スカウトカー】ガガガー!

秋のホビーショー発表の新製品として、タミヤが35363:M3A1スカウトカーを発表しましたね。2018年11月発売予定ということで、既にショップ予約も始まってるみたい。
【M3A1スカウトカー】と言えば、当ブログ来訪の皆さんならばご承知のように、実質的にはソ連装甲車なわけですが(暴言)、まさかタミヤから出るとは。いやこの流れは読めなかったなあ。まぁ読めたためしがないんですが。

レンドリースによりソ連に渡った【M3A1“スカウト”】は 1942年に261両,1943年に608両,1944年に1,954両,1945年に211両(数値は露・アルマダ刊『レンドース戦車 1941-1945』より)と、大戦後半の受領が多く、ベルリン戦など都市部で行動中の写真が多く残ってます。マーキングやスローガンを描いた車両も多く、楽しめそう。兵員輸送や偵察の他、76.2mm師団砲 ZiS-3や、122mm榴弾砲 M-30を牽引したケースもありますね。

タミヤのアナウンスによると、

◎ ソミュール博物館での実車取材によりリアルにモデル化。
◎ リーフスプリング式サスペンションやドライブシャフトなどの足回り、戦闘室内部もシャープに再現。
◎ 12.7mm重機関銃や7.62mm機関銃も精密な仕上がり。
◎ 躍動感あふれる乗員兵士4体とドライバー1体の合計5体のフィギュアをセット。
◎ 1945年のソビエト軍2種と1943年夏のシチリア侵攻作戦の米軍1種 合計3種のデカール付。

とのことで、特に最近のタミヤスタンダードである「3Dスキャン造形」によるフィギュアが雰囲気良いですね。
PPShを持った兵士はアジア系ヘッドだそうで、SU-76Mのプーチン似のヘッドを見た時から「タミヤはそのうちアジア系ソ連兵なんかもヤるな」と睨んでたので、来たな…という感じ。楽しみです。

M3a1_scout

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最近のお買い物・18/08/14

割と最近のお買い物から。

■ Northstarmodels 1/35【NS35068:Soviet Tank Radio 9-R (9-RM) with interphones TPU-3-Bis-F and TPU-4R】,【NS35069:Soviet Tank Radio 9-RS with interphones TPU-3-Bis-F

ラトビア・Northstarmodels製のレジンパーツで、ソ連軍の戦車・装甲車用の9-R型・車載無線機セット。レジン製・エッチングパーツ付き。
同社からは【71-TK-3型車載無線機セット】が出ていますが(過去記事)、71-TK-3型が戦前から大戦初期に多く使用されたのに対し、9-R型は主に大戦中〜後期に使用されたタイプ。
オープントップ型自走砲であるSU-76系がこれを搭載しているので、模型に使用する際には映えそう。原型には3D・CGを活用しており、細部にわたってシャープな出来。とりあえず2個購入。

Ns35


Lerchik 1/35【LR35007:Soviet Red army female pilot (vvs) in wwII 1935-1940

Lerchikは中国の新興ガレージキット・メーカー。現在のところ主にソ連兵士のレジンフィギュアをポツポツ出してます。それも女性フィギュアが多い。
LR35007はソ連軍女性パイロットで、航空機ネタなのに1/35なのが珍しい。Lera Ivanovaさんと名前が記されてますが、特に実在の人物では無さそう。
こちらも原型は3D・CGをベースとしているようで、なかなかの雰囲気。戦車兵に改造してやりたくなります。画像は同社SNSより。

Lerchik


なお、ブツは中国本土からの取り寄せだったけど、やはり郵便事情に問題ありでしたねー。China EMSで追跡も出来るんだけど、途中の深圳空港に1週間くらい留まった後、いきなり消息不明に…。まぁ再送してもらいましたけど。

New Future Design【T-34 Armor Plate from Factory STZ】,【T-34 Armor Plate from Factory 174】,【T-34 Set Armor Plates from Factory 112

オンデマンド・3D出力サービスの【Shapeways】から購入。ドラゴンT-34用の改造パーツで、生産工場や時期によって異なる車体後面装甲板のパーツ。

T34


写真右側上下が「第112工場」製セットで、丸小ハッチと長方形ハッチ。写真左上が「STZ」。その下が「第174工場」。
というか「第112工場製で長方形ハッチ」の車両ってパッと思い浮かばないなぁ。むしろ後期の大きいハッチの方が使い勝手良かったんじゃ?

ぶっちゃけ、平面パーツなのでプラ板からの自作もそう難しくは無いんですが、「リベットはMasterClub製のものを各自で植える」というシステムが面白げなので話のタネに購入してみました。手元にあると眺めてても楽しいパーツだしね(←これ大事)。

ドラゴン車体パーツにはピタリと合います。

112


なお余談ながら、この「第112工場製・小さい丸型点検ハッチ付きの車体後面装甲板」は「M-17ガソリンエンジン搭載車の特徴である」…とは言い切れないのではないかと思っています。
私の観測では、このタイプの車体後面装甲板を装備しながらも通常の「V-2ディーゼルエンジン」を搭載した車両が複数確認されており、つまりその時点で「M-17ガソリンエンジン搭載車の特徴」という前提は危うくなっています。

生産時期的に、第112工場生産の600両余りの「M-17ガソリンエンジン搭載車」が皆このタイプの車体後面装甲板を装備していた…という可能性はありますが、個人的にはこのタイプは単に「初期型」ということではないかと考えています。

KUNI Modellbau【35092:40穴・幅狭鋳造転輪】【35093:IS-3用防盾(同軸機銃口・突出タイプ)

メーカー名はウソ(^^;)。邦人さんが T-34 1942年型を作る際に自作した「40穴・幅狭鋳造転輪」。昨年もに引き続き、追加でまた譲っていただきました。感謝です。
そのうち1つはレジンを注形したままのシリコンゴムがゴロンと入ってました。「梱包芸術」かと思いましたよ。
それと、邦人さんの最近作「IS-3」用の防盾。同軸機銃口・突出タイプです。

Kuni_modelbau


いずれも『コレを使ってとっとと作品を作れや』という見えざる圧力がパーツから伝わってきます(^^;)。ハイ、頑張ります。

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MiniArt【III号戦車B型(35162)用・追加修正パーツ】

ウクライナから、MiniArt【III号戦車B型・品番35162用 追加修正パーツ(Corrected/Additional Parts for 35162 Pz.Kpfw.III Ausf.B)が到着。

Miniart_35162

MiniArtの【品番35162:III号戦車B型】は、実車と比較した場合にエンジンデッキの長さが足りなかったり、前部のミッション点検ハッチ周りのディテールが一部異なったりしていた。元々資料の少ない車両なのだが、missing-lynx あたりでアレコレ指摘されたような事もあり、近作である【35210:Ⅲ号突撃砲 0シリーズ】で新規パーツを起こしてそれらの問題を修正、【35221:Ⅲ号戦車B型 5体乗員付】で実質的な改訂版を出すに至った。
そして今回、過去に【品番35162:III号戦車B型】を購入したユーザーに対して修正パーツを無償配布するというサービスを提供した訳です(現在は受付終了した模様)。

製品発売後に修正パーツを配布するというアクションは、過去に他のメーカーでも為された事があるけれど、今回 MiniArtは「パーツ代金も送料も完全無償で提供」という出血大サービス。組み立てに致命的な難が有る訳ではなく、主に考証的なミスのリカバリーでこれはかなり思い切った決断ですね。
いずれにせよ、その意気や良し。これは頑張って作らねば。いつか(←いつかかよ)。

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タミヤ【MM35360:アメリカ軽戦車 M3スチュアート 後期型】

タミヤMM35360:アメリカ軽戦車 M3スチュアート 後期型を、遅ればせながら購入。

旧版(MM35042)が馬蹄形砲塔&キューポラ付きタイプだったのに対し、「M3A1」にも搭載されたキューポラ無し砲塔の「M3軽戦車・後期型」というのがハズシワザ的。英国で「スチュアート・ハイブリッド」と呼ばれたタイプですね。
レンドリースによるソ連軍の使用車両でもこの「M3軽戦車・後期型」は多く見られ、写真キャプションで「M3A1」とされていても、良く見ると「M3軽戦車・後期型」だったりも。

キットは最近のタミヤ・スタンダードな良い出来で、そのまま素組みならば週末のモデリングで完成しそう。
もちろん、マスプロダクション品なので個々人で「気になりポイント」は出て来ると思いますが、ベースが良いのでディテールアップに掛かるストレスも少ないでしょう。

私もこれは優先して組みたい(仕掛品もあり、ちょっと直ぐには無理そうですが)。というか、ここ1か月ほどは夜寝る際に「キットのココはどう修正しようかな…かな…Zzzz…」って感じで夢の中で組んでましたが。

● なお参考までに、タミヤキットに付属するソ連軍車両用デカールの元車両はこちら。

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車体側面に「クイビシェフ」の文字。これはロシアの革命家である「ヴァレリヤン・ウラジーミロヴィチ・クイビシェフ」の名を冠したもの。
砲塔の星マークは白縁のみとする解釈もある。模型的には赤星&白縁の方が映えるかな。
ドイツ軍によって鹵獲された後の写真で、この時点では車体右後部フェンダー上の雑具箱が失われている。

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車体番号「58-4」号車。1943年・北コーカサス戦線。
この車両は複数枚の写真が残っているが、これは上からのショット。良く見ると砲塔天板の中央に「白三角形マーク」があるようにも見える。キットのデカールには付属しないが、昔 ACE から出ていたデカール【D35002:1/35 Lend-Lease tanks in Red Army】にはこの「58-4」号車のデカールも入っており、「白三角形マーク」も付属していた。塗装や他キットの余りデカールから再現してやるのも良いかもかも。

ちなみにこの部隊、戦車兵用ヘルメットも米軍用のM-1938 が支給されており、下写真ではカッツ・コンペンセイター付きのトンプソンM1928なんかも装備している(いかにもプロパガンダ然とした写真だけど)。
なのでこの部隊のデカールを使用する際には、フィギュアの方もソ連戦車兵用ヘルメットではなく「米兵用ヘルメット」の方を使用するとマニア度が高くなるのです。…が、その場合、「あー、レンドリース車両なのにアメリカ兵のフィギュアを乗せちゃったのね…ドンマイ!」とか思われるのは必至という諸刃の剣だったりも。

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MasterClubから【237-35-14】

ちょっと最近多忙&ドタバタしておりまして、しばらく更新も滞りがちになるかと思います。

…とまぁそれだけではナンなので新製品情報などを一席。

MasterClub の1/35メタル製履帯シリーズに、間もなくMTL35199:Tracks for JS-2 1944-1945というのが追加されます。
これは IS系履帯の中でも今まで何処のメーカーからも出ていなかった「フランジと踏面にリブのある戦中型」のタイプ。
このタイプはインデックス(コード番号)237-35-14と呼ばれており、1944年9月に採用され、IS-2,ISU-152,ISU-122,ISU-122S の各型に使用が確認できます。

写真は以前 ebayに出品された実物の画像ですが、履帯中央の3つの穴は単なる凹ではなく奥行きのある部屋状になっており、その内部にリブがあるという「一体どうやって成形したんじゃ?」的な構造で、プラスチック・インジェクションはもとより、レジンやメタルでも成形が難しそうな形状です。

MasterClub の製品画像は現段階では未だ出て来ていませんが、イイ感じに仕上がってると良いですな。これは買い。

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コクヨ【本当の定規】

コクヨのステンレス製15cm目盛り付き定規、その名も本当の定規を購入。

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通常の目盛り付き定規は目盛りを黒の線で表現しているけど、実際にはその「線」は 0.2〜0.3mm程度の幅がある「面」であり、計測値にも 0.2〜0.3mm程度の誤差が生じ得る。
コクヨ【本当の定規】は、1mm幅(反対側は0.5mm幅)の黒い帯と隙間部分が交互に並んで目盛りを表しており、計測はこの「黒帯部分と隙間部分の境界」で行う。その境界線は「直線=太さを持たない」という幾何学的な定義に則した「線」と見なされるので、幅による誤差は生じ得ないことになる…という理屈の製品。

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私はエバーグリーンのプラ材等を切り出す際に、ホビー用の卓上カッターNWSL Chopper IIを使っているんですが、その際、ステンレス定規を刃に直角に設置し、任意の数値で繰り出したプラ材を裁断する…という使い方をしています。しかしながら、例えば「幅 1mmのプラ材を、長さ 3.5mmで 5本切り出す」といった場合、3.5mmで切り出した筈のプラ材の長さが微妙〜に不揃いになるケースが多いんですよね。原因は定規目盛り線の「幅」に因る事は明らかでした。

「太さがない境界線」で目盛りを読むこのコクヨ【本当の定規】ならば、より正確な計測が可能となるハズ。通常の工作ではそこまで厳密な計測は必要ないけど、イザという時に持ってると心強いかな。
なお、目盛りの黒い帯は印刷であり、通常のステンレス定規のように刻み目の凹は無いので、摩耗や塗料・溶剤による目盛りの消失には注意が必要かも。

https://www.kokuyo-shop.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=4560189867383

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MasterClubの T-34用メタル履帯

ロシアのガレキメーカーである MasterClubは T-34用の1/35メタル履帯を全種(?)出す予定なんだそうで、そのうち「シェブロン(山形)系」が現地で幾つか発売になりました。
これは踏面パターンに斜め(V字形・ヘリンボーン)パターンを持つタイプで、不採用となった【T-34M】由来のものとされているタイプ。履帯幅は500mm。
組み合わせのバリエーションがありますが、みんな大好き【T-34-57】もこの「シェブロン系」を履いてますね。といっても【T-34-57】の組み合わせタイプはまだ出ないようですが。

個人的には「履帯ガイドの有る方無い方ともシェブロンパターン」のタイプが出るのが嬉しい。

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Thunder Model から【S-60 スターリネッツ・トラクター】

やや遅情報ですが、Thunder Model がソ連の35400:Russian ChTZ S-60 Stalinetz(S-60 スターリネッツ・トラクター)を発表しました。
まぁ先に【キャタピラー60】が発表になっていたので、これはもう既定路線だったとも言えますが、それにしてもインジェクションキットで【S-60】が出る世の中になってしまいましたよ遂に。
画像は同社 facebookより。

Thunder_model_s60


Thunder Modelといえば、先に【スキャンメルパイオニア・戦車運搬車】のラジエター部品の修正パーツを頒布しましたが、Thunder Modelのサイトからの受け付け分は Paypalで1ユーロの送料を負担する方式でした。で、この Paypal送金先がアイルランドのレジンキットメーカー「LZ Models」だったんですよね。
展開アイテムの傾向から、Thunder Model と LZ Models、あとやはりアイルランドの Mirror models は、或いは資料面とかアドバイスとかに結構関わってる…のかも。

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【T-60 第264工場製】製作記・05

■ ちょいと多忙で更新出来ないので、手持ちのT-60写真でお茶を濁したり。

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正面からのショットで工場判別が難しいが、砲塔左舷後部に逆三角形配置のボルトがかろうじて確認出来るので、第264工場製のT-60だと判る。

フェンダーは、一般的なT-60に見られる「補強用リブが5本の凹」のタイプとは異なり「左右に太めの凹が2本」しかないタイプで、同仕様の車両写真を検分するに、これも第264工場製車両の、恐らくはかなり後期のサブタイプである可能性が高い。
車体前面装甲板は吹き飛んでしまっており、変速機と動力伝達シャフトが見えている。また、下面装甲板との接合部を車内側から補強していたアングル材が見えるが、単純なL字材ではなく波形のタイプであり、これも後期仕様の特徴ではないかと思われる。

砲塔後部にはГ(G) 1314の文字。良く見るとかなり擦れているが右3時位置の面にも同じ文字が描かれており、恐らくは左9時位置も同様かと予想される。
車体に冬期迷彩は施されていないようだが、周囲は雪景色で、両舷フェンダー上には泥濘地脱出用に白樺の樹を切り出して載せている。
なお、ユーリイ・パショーロク氏によれば、第264工場では通常冬期迷彩に使用する(春期には洗い落とせる)石灰類が不足していたため、工場で冬期迷彩を施す際には「ラッカーエナメル(ニトロセルロースラッカー)」の白色を使用していたそうだ。

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【T-60 第264工場製】製作記・04

■ 手持ちのT-60写真から

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八角ハッチを装備した第264工場製の T-60。
やや不鮮明な写真ながら、砲塔は増加装甲が施されたタイプで、良く見ると車体後面にも増加装甲が貼られているようだ。操縦手ハッチは解放されており、前部が溶接製で角形の簡易タイプを装備しているのが判る。転輪は鋳造製スポーク転輪、工具箱は大型のタイプを装備。

砲塔には三角形内に数字(2/87?)の部隊マーク、車両番号1、赤星が確認出来る。車体のエンジンカバー部にはスローガンも描かれており、「вперед на」まではどうにか読めるのだが、その先は解読困難。当時良く使用されたスローガンであるвперед на запад!(西へ!)かもしれない。

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