モケー

Miniart【35224:T-60 Plant No.37 Early Series, Prod. Autumn 1941】

『BLITZSCALES』最新号の Miniart広告に、発売予定アイテムとして T-60のバリエーションが早くも載っていました。

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35224:T-60 Plant No.37 Early Series, Prod. Autumn 1941

これはつまり「T-60 第37工場製(初期シリーズ)1941年秋生産型」ということで、「第37工場製の1941年秋の生産型ですよー」「第37工場製としては初期のシリーズですよー」ということです。特徴としては転輪及び誘導輪が「スポークタイプ」な事。華奢な感じが良いですな。

以前ちょっと書きましたが、第37工場製の T-60は「1941年冬以降のタイプ」もほぼ間違いなく出るので(予想としては増加装甲型か?)、どれを買うか色々と悩ましいところ。しかし早いな展開が。

なお、たまに混乱している例が見受けられますが、Miniartから既発売の「T-70M」「Ya-12シリーズ」とこの「T-60シリーズ」の足廻り(履帯・転輪等)は、似たデザインながらサイズ等が異なる別物なので、例えば「Ya-12のスポーク転輪を T-60に持って来て…」とか「T-70Mの履帯を T-60に持って来て…」というのは、考証的にはNGなのでご注意。

ただし、T-70シリーズの初期型、「M」の付かない「T-70」は、この「T-60シリーズ」の足廻りをそのまま受け継いでいるので、「M」の付かない「T-70」を作る際には流用出来ます。その場合、車体各部を初期仕様にせねばなりませんが。私はソレを作る予定なので流用予定。

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冒頭に出てきたBLITZSCALESは、ご存知の方も多いと思いますが、PDFで提供されているフリー(無料)のモデリングマガジン。
広告とスポンサー(Vallejo,Miniart等)からの収入によって提供されているようです。

ページ右上の「Download Blitzscales」ボタンから、誰でも最新号をダウンロード出来ます。
現在までに7号出ており、バックナンバーは左リンクの「Previous Blitzscales」ページからやはりダウンロード可能。

作例は塗装表現に重きを置いた記事が中心で、新製品情報や、印刷して使う段ボール箱等のオマケも付いてたりで楽しい。本文は英語ですが、truePDFなのでテキストを翻訳サイトに流し込めば翻訳も出来ますね。

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May-Q同盟・合同展作品集 2017

実は4月の下旬から右肩が所謂「五十肩」になりまして。
静岡合同展の頃はまだそれほどでもなかったんですが、その後徐々に痛みも増し、集中力は落ちるし、何より熟睡が妨げられて常時寝不足状態が続いてます。

そんなアレもありましてMay-Q同盟・合同展作品集 2017の作成も遅れてましたが、本日何とかUP完了しました。
よろしければご覧下さい。

今回のMay-Q同盟内・製作テーマというか「お題」はクルスク大戦車戦 - 独ソ精鋭 史上最大の激突!でした。
普段はテーマを設けても皆途中で力尽きて(^^;)、作品が揃わないんですが、蓋を開けてみれば今年は展示15作品中の10作がテーマ絡みの物という結果に。やはり「クルスク」はAFVモデラーにとって魅力あるテーマなんでしょうね。私も【ZiS-3 76mm M1942】で掩護射撃掩護弱っ!

さて、合同展作品集のUPで、私にとっての今年の静岡合同展がやっとこさ終わったという感じ。
既に次回作(仕掛品も)に向けての準備もアレコレ進めてまして、ある意味今が一番楽しい時期ですね。

2017tema

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最近のお買い物・17/06/13

ホビーショーにて入手した物も含め、最近のお買い物を。

■ コンプレクト・ジプ【35090:T-60 第264工場製・鋼製転輪セット

その名の通り、T-60の第264工場製車両が装着していた鋼製転輪のセット。鋼製転輪の他、起動輪と誘導輪も付属。
Miniartが T-60を発表する前に入手していたので、タイミング的にはバッド。Miniartはいずれこのタイプも出すと思う。
この鋼製転輪は細部の違いで2タイプ確認されていて、入手したのは「ヴァリアント1(バリエーション1)」。コンプレクト・ジプからは「ヴァリアント2」の方も出ています。出来はよろしい。

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■ コンプレクト・ジプ【35098:GAZ M-1 グリル

2015年に ZVEZDAから発売された GAZ M-1乗用車。全体に非常に出来の良いキットなんですが、それ故に、出来ればフロントグリルはエッチングに換えたいねぇ…と思うのも素直なトコロ。ところが何故か最近まで何処からもエッチングが発売されていなかったんですよね。
コンプレクト・ジプの【GAZ M-1 グリル】は、エッチング製のフロントグリルと透明レジン製の「フロントフェンダー上の間隔表示灯」のみという最小限の内容。
実は去年、ロシアの新エッチングメーカー【Микродизайн(ミークラディザイン)】という所から GAZ M-1用のエッチング・フルセットが出ていて、私も手配中なんですが、そちらがかなり豪華な内容なので、コンプレクト・ジプは敢えて最小限の内容にしたみたいですね。まぁ保険として。

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■ DEF MODEL【DE35016:Soviet T-34 Tank External stove w/ engine deck slit

Miniartの SU-85, SU-122キットの一部には、車体後面の中央、ちょうど左右の排気管カバーの間の位置に取付ける「四角い箱」のパーツが入っていますが、これは冬期、エンジンの冷間始動時に機関部を直接暖める目的で使用する暖房器具です。通称「戦車ペチカ」
DEF MODELの【DE35016】は、この「戦車ペチカ」をエッチングで再現したもの。寸法や各部表現等はまだ詳しく検証していませんが、単に Miniartのパーツをエッチングに置換したものではなく、独自の内容みたい。実物が薄い鉄板製なのでエッチング製というのは適してるかな。

ちなみにこの「戦車ペチカ」、大戦後期の装備という印象がありますが、登場は意外と早く、1942年10月に図面が作成され、1943年3月のハリコフ戦に参加した183工場製 T-34 42年型等で既に装備が確認出来ます。一方で同時期のChKZ製車両ではまだ見られないなど、生産時期と工場でややこしいことになっていますね。…というような記事を去年の夏頃に書いてたんですが、途中でややこしくなって中断中(^^;)。

■ Paper Panzer Productions【PPP3505:Panther D initial radiator fan covers

Paper Panzer Productionsはベルギーのガレージキットメーカー。その名の通り、主に大戦中のドイツ試作・計画戦車系のレジン改造パーツ等を出していますが、【PPP3505】はパンターD型の極初期に装備されていた「外周が凸凹しているタイプのラジエターファンカバー」。邦人さんが注文するというので便乗して一緒にお願いしたのでした。

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■ Paper Panzer Productions【PPP35012:Casting Symbols incl. German factory markings (1.5mm, 1mm, 0.75mm)

ドイツ戦車の鋳造部品に見られる鋳造番号や工場個別記号を再現する為の!専用!エッチングセットっっっ!
今までこの手の鋳造番号を再現する為に、汎用のエッチング数字&アルファベットが出ていましたが、本セットはドイツ戦車用に特化した内容となっており、非常にマニアックなアイテム。
例えば、画像下の方には下カーブの枠に入った数字セットがあり、内容は「021B48908-1dkr」ですが、これは「ティーガーII のラジエターファンカバーに付く記号&番号」です。で、その更に横には「agh 44」「rad 44」「ftr 1」と並んでいますが、これも同ラジエターファンカバー用で「021B48908-1dkr」の反対側辺りに付きます。3種類あるのは鋳造下請け会社の違いに対応したものでしょう。おいおい、マニアック過ぎるだろ…。

その他の記号&番号も「あの車両のあの場所に使えよな」的なサイズとチョイスで、言わば作り手のマニヤ度が試されるセットであると言えましょう。ちなみにインストとかは入ってません。
ちなみに私「021B48908-1dkr」というのはたまたま暗記していて、自分でも脳のリソースの無駄遣いだな…と思ってたんですが、このレビューを書くのに役に立ちましたよ。まさかこんな日が来るとは。

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■ KUNI Modellbau【35092:T-34 1942年足廻りセット

メーカー名はウソ(^^;)。邦人さんが T-34 1942年型を作るにあたって個人的に自作した足廻りのパーツ一式1両分をいただきました。ありがたや〜ありがたや〜。
コレを使って私も42年型をビシッと作るゼッ!…とか一瞬思いましたが、42年型は今年の May-Qブースに3台も並んだので、来年は違う形式にしようかなー。

技術見本として、真鍮箔にエッチング加工を施して作成した塗装用マスクもいただく。これはイイね。サクッと作れたら色々と表現の幅が広がるね。

Kuni_t34


■ おそロシ庵【ソ連共産党手帳ブックカバー

「ソ連共産党手帳」の表紙を模した文庫本用ブックカバー。赤地に『万国の労働者よ、団結せよ! ソビエト連邦共産党 共産党中央委員会』の文字。コレを装着して電車内で文庫本を読めば、公安にマークされる事請け合い。

Kpss

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静岡ホビーショー&モデラーズクラブ合同展 2017(2)

今年の合同展は、珍しく初日が結構な雨。にも拘らず相変わらずの盛況だった。
AFV系は、ここ数年いわゆる「現用物」のニューキットが多く発売されて来たのを受け、それらがかなりの割合を占めるようになってきた印象。また『ガルパン』物は一時よりは減ったものの、じっくり作り込んだ作品も多く、息が長いジャンルになってますね。今年後半から新作が公開されるので、「ガルパノミクス効果」でまたAFVモデル全体が活気づくと良いですな。

そんな状況で大混雑の会場でしたが、我らがMay-Q同盟はというと…、割と空いていましたよね(^^;)。まぁこれはいつもの事だから良いのです。

今年は私も新作としてフィアット・オムスク装甲車 1919(WWModelStudio レジン)】【ZiS-3 76mm M1942(Miniart)】の2点を持って行きました。
出来…というか仕上がりの方は『恥の多い模型を作って来ました』って感じで、何とも忸怩たる思いが。やはり数をこなしていないと作品の力が弱いですね。模型は正直です。
までも、フィアット・オムスク装甲車については来訪いただいた2〜3名の方には面白がっていただけたので、個人的な充足感はあるかな。もうちょっと追加工作を施してキチッと仕上げてやりたい所存。

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静岡ホビーショー&モデラーズクラブ合同展 2017(1)

もう一週間が経過しちゃったのか…。静岡ホビーショー&モデラーズクラブ合同展に久しぶりに参加してきました。楽しかったー。
ではでは、ホビーショー・新製品&モデラーズクラブ合同展の雑感などを超ピックアップで。

■ タミヤ1/35【MM35353:ドイツIV号突撃戦車 ブルムベア 後期型

会場発表新製品。以前から「タミヤはブルムベア後期型を出せば良いのに…」と思っていたので、個人的にもカキーンと胸に快音響くナイスアイテム。
タミヤ製ということで組みやすさの点では問題ないだろうし、カリカリにチューンしたい人のベースキットとしても適しているんじゃないかと。付属のフィギュアも良い出来で、これは私も買うよー。

■ Mniart【MAA35215:T-60 SOVIET LIGHT TANK Early Series. INTERIOR KIT

こちらはパネル展示だけながら、静岡発表の新製品。
今年のニュルンベルクでも 2017年カタログでも特に目立った新製品発表が無かった Miniartなので、何かしら隠し球がありそう…?と踏んでいたんだけど、やはり。
個人的には、T-70Mを出した頃から「Miniartはにソ連軽戦車道を突き進んでもらいたいなー」と思っていたので、まぁ何というか控えめに言って「ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!」って感じ。
その後 Miniartサイトでも正式発表があって CGが公開されたけど、メーカー初期製品である T-70Mあたりと比べても各部の再現度や解像度はずっと進歩している印象。

会場発表の日本語パネルでは「T-60 初期型(GAZ製)」となっていたが、Miniartサイトで発表されたタイトルでは特に「GAZ製」の表示は無し。しかしまぁこれはGAZ製ですな。
そして「GAZ製」とわざわざ謳っているってことは、「GAZ以外の他の工場製車両」の展開を考えているということでしょう。T-60の生産は…

○ GAZ(ゴーリキー)
○ ハリコフトラクター工場(ハリコフ)
○ 第37工場(モスクワ〜スベルドロフスク)
○ 第38工場(キーロフ)
○ 第264工場(スターリングラード)

で行われたが、GAZ製の他、スポーク転輪装備の「第37工場(又は第38工場)」製車両,鋼製転輪装備の「第264工場」製車両あたりは、まず間違いなく突っ込んでくるハズ。特に「第37工場」製車両はほぼ確定(理由は後述)。
MiniartサイトのパーツCGを見ると、砲塔天板,戦闘室前方のミッション点検ハッチ,車体前面装甲板等のパーツが複数確認出来、また操縦主用の張り出しも独立したパーツになっている。これらは生産時期及び工場別のディテール差異を再現するためのパーツ区分で、かなり詳細に考察されていますね。恐らくはロシアの研究家 ユーリ・パショーラク氏の著作等を参考にしていると思われ、とするならば全体の出来はかなり期待出来るでしょう。

これはまだちょっと気が早い話だけど、バリエーションとしてはT-30の砲塔(疎開する第37工場から供給されたもの)をGAZ製車体に搭載したバージョンの発売が為されるかどうかが大きな注目ポイント。もし発売されるならば、その砲塔と足廻り(更に内装も)パーツを流用して【T-30戦車】が、更に遡って【T-40水陸両用戦車】の発売が見込まれるということに。

キットはまず、砲塔及び戦闘室の内装を再現した「インテリア・キット」として発売される模様。
操縦手のすぐ横にGAZ-202エンジンが来るといった軽戦車ならではのレイアウトや、砲塔内に完全再現された 20mm機関砲 TNShなどなど、CGを見ているだけでもう胸キュン探偵団。

戦車型以外のバリエーションとしては M-8ランチャー装備のカチューシャが…出たら良いなぁ。
あとはルーマニア軍の TACAM T-60あたりがあるけど、搭載砲は 76.2mm F-22なので Miniartからは出ておらず、ちょっと微妙な感じ。ちなみに F-22はブロンコから出ているが、Miniartの中の人がロシアの掲示板で語っていた所では、ブロンコとの提携は 2011年以降は中断しているそうなので、供給のセンは薄いんじゃないかな。

さて、上の方に書いた第37工場製車両はほぼ発売確定の理由を。
MiniartサイトのCGをよく見ると、砲塔の後方にあたる戦闘室天板後部に「コの字」状のモールドが確認出来る。これはたぶんこの位置に「GAZ-AAや ZiS-5トラック等と同タイプの尾灯(フォード型・デュオランプ)」が装着された車両にする際の位置決めモールド。そしてこの位置に尾灯が付くのは 1941〜1942年生産の「第37工場製車両」のみなのです。
まだまだ先の話だけど、この位置に尾灯を付けない場合にはこの「コの字」モールドは綺麗に消す必要がある…ということにもなりますね。

この例を見ても、Miniartの T-60がかなりエッジの効いた考証に基づいていると推察されるワケで。イイね!早く作りたいね!

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ソ連軍のマチルダを作る:タミヤ【35355:歩兵戦車マチルダMk.III/IV “ソビエト軍”】

発売なったタミヤ35355:歩兵戦車マチルダMk.III/IV “ソビエト軍”が、ウチにも到着。

まず箱絵がカッコイイ。レンドリ者だったらこの箱絵だけでリキッドポリの水割りを軽く3杯はイケますね。
成形色は先に出ていた英軍仕様と異なりOD系で、これも目に新鮮。新規パーツは、以前も書きましたが、「側面装甲板(サイドスカート&排土傾斜部)」「スリット廃止型の工具ロッカー蓋」「履帯スキッドレール」「T.D.5910 後期型履帯」「フィギュア」等で、まずは過不足無く後期仕様を再現しています。

モールドも進化していて、側面装甲板の最前部及び最後部には、英軍仕様で省略されていたモールド(マイナスネジと5つの謎小穴)が追加されています。英軍仕様のキットも持っている人は、このソレマチ・バージョンの側面装甲板パーツを参照してモールドを加えると良いかも。

全体に高い水準で良くまとまった好キットと言えましょう。あとは各自で好きなようにコニコニ組むが吉です。
私は2両組む予定だったんですが、キットを見ていたらもう1個欲しくなりましたよ。まぁホントにそんなに組むかは眉唾ですが。

それにしても、マチルダにせよバレンタインにせよ、ソ連仕様で組む人なんて(全体から見れば)少ないだろう…と半ば安心して(?)ゆるゆるやってたんですが、まさかのタミヤ発売により、世界中でソレマチ・ソレンタインが一斉に組まれるという状況に…。恐るべし!タミヤ・パンデミック!ですな。

Mm35355

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ガルパン T-34

プラッツ【GP-28:1/35 ガールズ&パンツァー劇場版 T-34/76 プラウダ高校を今更ながら入手。店頭ではシュリンクパックされてて中身を見た事が無かったけど、実は成形色が緑色だと聞いたので。
箱を開けたら、おぉっ、見飽きた 見慣れたドラゴンの T-34が緑色だよ!マジックトラックに至っては黒色の成形色で、まさにブラックマジック(何が?)。
これは作らずに保存しておきたい感じ。

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ソ連軍のマチルダを作る(タミヤが)!

今月1日からドイツ・ニュールンベルクにて開催中の「シュピールヴァーレンメッセ・2017」にて、タミヤが新製品35355:歩兵戦車マチルダMk.III/IV “ソビエト軍" を発表しました。
やー驚いた。【35352:イギリス歩兵戦車 バレンタインMk.II/IV】が赤軍レンドリース仕様のマーキング入り…という流れはあったにせよ、ここへ来てまさかのソレマチとは。
まぁマチルダというと英軍でもチョロっと使われたらしいけど、皆さんご承知のように実質的にはソ連戦車ですからね(暴言)。

展示パネルのパーツ図を見ると、新規パーツは側面装甲板(サイドスカート&排土傾斜部)」「スリット廃止型の工具ロッカー蓋」「履帯スキッドレール」「T.D.5910 後期型履帯」「フィギュアといったあたりで、後期仕様の特徴は当然ながらキチンと押さえられてます。
サイドスカートは、転輪点検用小ハッチのヒンジが下ヒンジのゴツいタイプになってて、以前出ていた仕様をそのまま使っても誤りではないにもかかわらず、新規パーツを起こしてくれたのが喜ばしいところ。

T.D.5910履帯は先に発売された【35300:イギリス歩兵戦車 マチルダMk.III/IV】と同様の部分連結式で 、普通に組む分には適した態様でしょう。可動にしたいならば他社製の連結履帯という選択肢も今ならあるし。 (*1)
(*1) 正式リリース情報によると、履帯は「スナップ連結による組立式」とのことで、部分連結式ではなく「各個連結式」のようです。バリュー感がアップですね。
http://www.tamiya.com/japan/products/35355/index.htm

【MM 35300】キットの方にオマケパーツとして入っていた「CS用 3インチ榴弾砲砲身」「低いタイプのキューポラ」はそのまま【MM 35352】にも付属するでしょう。同パーツはむしろこのソ連軍仕様でこそ本領を発揮するパーツなので、活用してキットの魅力もアップです。
また、後期仕様が出るということで、例えば「オーストラリア軍仕様」等にも作りやすくなりますな。

しかし、パーツ図を見てると何だか「後期仕様にするための改造パーツ」みたいな感覚になりますねー。これだけパッケージングされてても欲しい感じ。

一瞬ドキッとしたというか懸念したのが、展示された試作見本が「茶色く」見えたこと。
もし本当に茶色に塗っちゃってたりしたら「タミヤ…やっちまったな…」って感じだったんですが、これはどうも展示用の照明が暖色系のために色調がダークアースっぽく見えていたようで、TAMIYA USAにアップされた方の画像では、ちゃんと緑系に塗られていて一安心です。

何故か最近、みしりん掲示板等で「レンドリースでソ連に行った英軍車両はダークアースに塗られていた説」を主張する人が居るんですが、いや、基本はグリーン系ですから
この辺のことは次回に書いてみる予定。

下は 1942年の年賀カード。背景の車両は紛れも無く、冬期迷彩されたマチルダで、カードに書かれた赤文字は「前線から新年の挨拶!」です。前線から家族宛用のカードでしょうか。
最初のレンドリース戦車がロシアのアルハンゲリスク港に到着したのが 1941年10月11日。それから 1941年末までに 180両ほどのマチルダがソ連に渡っていますが、二ヶ月後の年賀カードに早くも登場しているのってのがちょっと驚き。

Mati01

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Matho Models【ニャンコ大集合】

Matho Models 1/35【35047:Catsを購入。
1/35スケールの猫というとインジェクション及びレジンで色々と出ているけど、猫は人間や犬と比べても体躯が小さく造形も難しいのか、中には化けて出そうな出来の物もチラホラ。
Matho Modelsの猫は3D造形で製作されており、出来も自然でスケールモデルと絡めても違和感の無いものになっている印象ニャ。

キットは前述通り3D造形で、レジン等に置き換えずに、データ出力された物をそのまま提供しているのが新しい。ただ、インスト(タグ)には素材の組成や表面処理等の情報は載っておらず、この辺はちょいと不親切かな。でMatho Modelsのサイトに行ってみたらそちらには諸々書いてあった。
それによると、キットは「紫外線硬化アクリル樹脂」による3D造形。これは当ブログでしばしば紹介している「Shapeways」製の出力物と同じで、従って塗装前の下処理もそれなりに行う必要アリ。

当ブログで以前紹介した「紫外線硬化アクリル樹脂の下処理」は…

◎ 出力時に上から見てアンダーカットになっている部分には、サポート材のワックスが積層される。また洗浄時に使用したオイルが表面に付着しているので、これらを確実に除去する。
◎ ワックスは約 60℃で融解するので、それ以上の温度の湯に漬け込んで溶かし、平筆等で撫でてワックスを除去する。
◎ その後、平筆や歯間ブラシ等を使い、台所用の中性洗剤で丹念に洗浄する。
◎ 積層出力の為、斜めになった部分にはピッチによる積層痕(段差)が生じるので、場合によっては 600番〜1000番程度の紙ヤスリで表面を整える。
◎ ワックス材と接していた部分は表面がやや荒れているので、これも必要に応じて処理する。
◎ サフ吹き。

…といった感じ。
また「紫外線硬化アクリル樹脂」は深窓の令嬢の如くに紫外線に弱いので、塗装前の保管には注意が必要。あと、洗浄時にはシッポを折らないようご注意するニャ。

Matho Modelsのサイトにもほぼ同様の事が書かれているが、サポート・ワックス材の除去には湯煎ではなくアセトンで洗浄せよという指示になっている。
アセトンは身近な所では「マニキュア除光液」等に使われており、高い脱脂効果があるので油分の除去には良いかもしれない。一方で、有機溶剤で引火しやすく、ニオイもかなりキツめなので、使用する際にはその辺に十分留意の上、各自自己責任でって感じ。

なお、Matho Modelsのニャンコたち、一部が中空になっており、内部にサポート材のワックスが入り込んでいる。コレは除去しきれないようだったら、エポパテ等で穴を塞いで閉じ込めちゃっても問題無いかもニャ。ニャニャニャ。

Matho_cat2

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ETS-35【APX-R 砲塔】など

去る11/28、オンデマンド・3D出力サービスの【Shapeways】から「今日だけ全製品 25% OFFにしてやっからよ!ついでに送料無料な!」というお知らせがきたので、そういうことなら…とまたまた発注。すっかり「送料無料セール」の時にしか発注しなくなってしまったことだよ。

…と言っても、特に急ぎで必要なアイテムも無かったし、ここんとこ円安(さんざん「トランプ大統領なら円高」とか言われてたのにさ)なので、軽めに。

■ ETS-35【ETS35017:APX-R turret with SA18 gun

「世界初の 3Dプリントによるフルキット戦車模型」として話題になった ETS-35【1/35:Hotchkiss H39】キットの、これは APX-R砲塔のみを別売りしているもの。内容に関しては「ETS-35 APX-R」あたりでググってもらうと画像が沢山UPされています。また『AFV Modeller・No.89』には製作記事が載ってますね。

Ets35_apxr_1

砲塔リング径が500円玉とほぼ同じ位の大きさ…という小さな砲塔ですが、3Dプリントは金型抜き方向等の制約が無いので、鋳造砲塔の微妙なラインもイイ感じに再現されているようです。砲塔内側ディテールがモールドされているのも 3Dプリントならでは。
キューポラやハッチ、覘視孔等の小物ディテールもシャープですね。凝縮感がうれしい。

Ets35_apxr_2

■ Zavod 3D【T-34 Engine Deck 1942

これは既に所有してますが、買い増し。吸気部カバーは42年以降の T-34及び T-34ベースの SU系に幅広く使えるので。
3D出力は在庫を持たないのでいつでも購入できるような印象ですが、実際は活動自体を辞めちゃったり、廃盤アイテムが出たりしてます。Zavod 3Dでも、フィンランド軍仕様のT-34用マズルブレーキとか前照灯カバーとかは既に廃盤になったみたい。

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