モケー

Miniartが【M3 STUART 軽戦車】をアナウンス

Miniartの2024カタログが公開され、35401:M3 STUART INITIAL PROD. INTERIOR KIT】【35425:M3 STUART LIGHT TANK. INITIAL PROD.がアナウンスされました。
https://miniart-models.com/miniart-models-catalog-2024/

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【M3軽戦車】と言えば、レンドリ者的にはもう実質的にソ連戦車なわけですが(←暴言)、今回発表されたのは「リベット留め八角砲塔」の極初期型。このタイプはソ連へは行っていないんですよね確か。でもまぁ今後「溶接製八角砲塔」や「馬蹄形砲塔」が出るのは間違い無いところ。

同社標準仕様でインテリア付きも出ますが、M3軽戦車の場合は操縦手ハッチがデカく、開状態にするとインテリアもそれなりに見えるのでまぁ必然かな。アカデミーのキットは操縦手ハッチ裏側のビジョンポート付近が再現されていなかったんだけど、Miniartはここもキッチリ再現してくるでしょう。

Miniartの2024カタログ、予想はしていたけれど「ソ連物」の新作は皆無でしたね…。状況的に今後もソ連物の開発は見込めないかもしれないな。

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ZVEZDAが【B-4 203mm重榴】をアナウンス

しばらく間が空いてしまいました。
今日も今日とて汗ばむ様な陽気だったけど、暦の上では立冬だったそうで。

ZVEZDAが早くも来年の新製品を発表しており、1/35では何と!B-4 203mm重榴弾砲をアナウンスですゼっ!

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既に他社からインジェクションで出ているアイテムではありますが、ぶっちゃけちょっとピリッとしない出来だったので、ZVEZDAが2024年に世に問う【B-4】がどうなるか非常に楽しみです。

1/35では他に2S1 グヴァズジーカ 122mm自走榴弾砲】【T-62M】【GAZ-66あたりがアナウンスされています。

ココ」からPDF(AFV系のみ)がダウンロードできるかもしれません。at your own risk でどうぞ。

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Das Werk【Schwimmwagen Trippel SG6/38】

予約していた Das Werk【DW35012 : Schwimmwagen Trippel SG6/38が到着(…してからだいぶ経つけど)。
軽車両ながら結構大きい車体で、同じ水陸両用系で比べても、シュビムワーゲン166より全体に1.5倍くらい大きい。フォードGPAと比べると、全長は短いが車体幅の方は1.3倍くらいある。
あと軽車両ながら結構立派なお値段。まぁこれは最近のキット全体の傾向ですかね。

キットの設計は Das Werk だそうで、成形は TAKOM あたりっぽい。カッチリしたモールドは好ましいけど、ソフトスキンとしては各部の表現がやや「カタい」印象も。椅子とかね。この辺を自分好みに微調整していくのも…攻略的な楽しさがあるっちゃぁあるかも。
船型の車体は上下分割で、内装の側面部分を貼り付けることにより、モールドの再現と同時に上下分割の跡を隠す方式が採られている。ただその分ここはそれなりに厚くなっちゃうんだけどどうなんだろ?資料が少なくて良くワカりませんね。

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タイヤはゴム系の素材で、これはプラ・インジェクションでは抜けないモールドを再現したいという「攻め」の選択だろうから仕方ないものの、それでリアルさを獲得しているか…というと必ずしもそうはなっていないのが辛いところ。ここは DEF あたりからレジンタイヤが出るのを待ちたいかな。…というか既に出ている他の車両用のタイヤで流用できる物もありそう。

折り畳まれた状態の幌はシワがリアル。ただ張った状態の幌も欲しかったなー。ワイパーがエッチングで用意されているのは良いね。

とにかく写真が少なく不明な部分が多い車両だけど、コツコツとイメージに近づけてやりたいと思わせてくれますね。このオレにそう思わせるとは…、フッ…、おもしれーキット

夏に向け、水中モーターを着けてお風呂場で遊ぶのも一興。みなさん、一度試してみてはいかがでしょうか。
…とか書くと「おチャラけ言ってんじゃねーよ!」と思われるかもしれませんが、タミヤからフォードGPAが出た時、タミヤニュース(1974/09 Vol.47)の新製品紹介ページには水中モーターをつけたGPAが、みごと水上走行に成功した(中略)みなさん、一度試してみてはいかがでしょうか…という記述があったりするのですよ。キットをカリッカリのカリにチューニングして、尚且つ水上走行するように改造するのもオシャレ…かも。

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Panzer Concepts【German 3 Ton AufsetzKran】

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新製品情報に疎くなっている私ですが、上のCG画像をふと見掛けて「んぐゎっ!コレが出るんか!」と色めき立ったワケです。
Panzer Concepts【35016 : German 3 Ton AufsetzKran。クレーンだけのCG画像では何だっけコレ?という方も、実車画像を見ればおぉアレかと思うかなと。3tクラス〜のトラックに外付け装着するクレーンで、オペルブリッツに搭載した例が多いですね。主に空軍で使用された模様。

初めてこのクレーン車両を知った時「強化外骨格みたいで格好良いじゃん!」と思ったものの、模型的にはインジェクションで出るとは思えないし、レジンでは成形的に難しそう。かといってプラ棒でスクラッチするには技術的にも資料的にもキビシイ…と思ってました。
しかし時代は3Dデザイン&出力の時代になり、ガレージキットとしての立体化が可能になったということでしょう。

すかさず発注し、15日目にコロラド州から無事到着。山盛りの梱包材をかき分けて出てきたパーツはブルーグレーのレジンで成型。トラス構造のパーツは見るからに華奢で、サポート部分を除去するのに神経をすり減らしそう。
大量のサポート部分によって大きな歪みはないものの、厚さ0.5mmほどのベースシート部分が収縮により曲がっていて、それにつられて長いパーツにはねじれが生じているものも見られる。全体に早いうちにサポート部を除去して歪みを矯正し、ラッカー系サフを吹くなどしておいた方が良いかも。
繊細なパーツの一つには運送時に生じたと思しき破損があってウゲゲ…と思ったけど、当該パーツは破損を見越してか2セット用意されていたのでセーフ。
製作には真鍮線やプラパイプ&ロッド各種が必要で、それらは自分で用意するのかなと思っていたら、これらも同梱セットされていた。サポート部を取り除けばすぐ組立てに掛かれるでしょう。

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なお本製品はベーストラックのキットとしてタミヤのオペルブリッツが指定されているけれど、ここは個人的な好みでサイバーホビー(ドラゴン)のブリッツを使用する予定。在庫のサイバー・ブリッツを引っ張り出してきて Panzer Concepts キットと一緒に積み直したので、もう完成も見えたな…。

コロナ禍もありここ数年は控えめだった海外通販。なんとなく1ドル=100円位の頭でいて「60ドルだから6,000円位か。まぁまぁだな」とか思っていたら、1ドル=140円を超えてましたよ。送料も60ドルなので、倍率ドン!さらに倍!って感じ。一瞬二の足を踏んだけど、最近の Panzer Concepts は3D出力で大物キット(列車砲とか)を出しているものの、生産(出力)数は少なめで早々に絶版になっているみたいで、この機会を逃したら入手は難しいと思い、意を決し購入。まぁ最近のフルインテリアキットなんかも割とサクッと1万超えてくるしな。と自分を誤魔化すのでした。

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【May-Q同盟】静岡合同展 2023 に参加します

昨日は立春から数えて八十八日目の八十八夜でした。ドイツ語だとアハトアハトナハト。
モデラー的には八十八夜と聞くと【静岡ホビーショー】並びに【モデラーズクラブ合同展】を思い浮かべますね(個人差あり)。
会場に出店している小山園(茶屋)のブースで八十八夜茶をお土産に買ったりしますよね。

昨年、コロナ禍を経て3年ぶりに開催された【静岡ホビーショー】並びに【モデラーズクラブ合同展】ですが、今年も【静岡ホビーショー】が5月10日(水)から、そして【モデラーズクラブ合同展】が5月13日(土)・14日(日)の両日、一般公開日に合わせて開催されます。
昨年は参加をお休みした我々May-Q同盟ですが、今年はブースを復活して作品展示を行います。今年のブース位置はO-222です。

などと書いている私ことセータ☆は、今年は事情により不参加となってしまいました。当初は土曜の午後頃から行けるかなと思ってたんですが…。新幹線の時間や道中食べる駅弁の選定(チキン弁当)までしていたので非常に残念です。
【May-Q同盟】もフルスペックではなく参加人員も少なめなんですが、熱のこもった作品が出ていると思いますので、合同展にお越しの際は当ブースにも是非お立ち寄り下さいませ。よろしくお願いします。

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おそおそ新製品情報・2023春

最近は新製品情報にすっかり疎くなってしまいました。すでに旧聞かとは思いますが気になったものなぞを。
(画像はそれぞれのオフィシャルサイトより)

■ DAS WERK【Trippel SG6 水陸両用車
つい最近発売を知りましたわ。遂にインジェクションで登場のトリッペル。もうそろそろ発売になるのかな。
初期型で、SG6 Pionierなどと呼ばれたりもするタイプ。資料の少ない車両ですが、レストアされた実車が残ってるそうで、キットはそれらも参考にしているのでしょう。サンプル写真を見た感じでは全体のフォルムもなかなか。
オオサンショウウオのような愛らしい風貌が「くったくしたり物思いに耽ったりするやつは莫迦だよ」…って感じ。これは買い。

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■ FC Model Trend【D-8 装甲車
こちらは3D出力キット。去年の12月にD-8装甲車の記事を書いた時点では全然知らんかったのですが、ちょうどその頃発表になったみたい。
FC Model Trendは3D出力キットを精力的に展開しているようですが、実際の製品画像はあまり見たことがないんだよな。ネットの評判や数多ある製品群のレンダリング画像を見る限りでは玉石混交というイメージですが、どうなんだろ。全体形はロシア書籍に掲載の図面をもとにしているだろうから、それなりにちゃんとした出来にはなりそうですけど。
なお、同社からはD-8装甲車と同じくFord-AをベースとしたFAI装甲車もアナウンスされたようです。

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Miniarmの「ハーフリブ・タイプ転輪」

去年秋に発売された Miniarmの KV転輪シリーズ。暮れの秋葉原巡回では見掛けず現物は未見だったんだけど、正月休みにAmazonをフラフラしていたらやけに安く売られていたのでいくつか購入してみました。
そのうちの35223:KV Roadwheel set (reinforced, ChTZ, 1941)をご紹介。拙HP内記事「KV-1 ハーフリブ・タイプ転輪」で取り上げているタイプです。

事前に発表になっていたCG画像は、通常の緩衝ゴム内蔵型転輪「フルリブ・タイプ」のリブをひとつ置きに間引いたような解釈になっており困惑していたんですが、開けてビックリ!中身はちゃんと「ハーフリブ・タイプ転輪」の特徴を押さえたものになっていましたよよよよよ!

Miniarm35223

実はMiniarmのこの転輪については個人的にちょっとした経緯がありまして。以下余談ながら。

Miniarmがロシアの模型フォーラム掲示板(panzer35.ru)に「KV転輪を開発中だよ」と、転輪11種と起動輪4種のCG画像をアップしたのは2021年06月のこと。
リンク

画像には「ハーフリブ・タイプ転輪」も含まれていたものの、解釈違いか、上に書いたような見たことがないタイプになっていたのです。
実は2017年に出たマクシム・コロミエーツ著のKV本でもこのCG画像のような解釈のイラストが掲載されており、Miniarmはそれを参考にブラッシュアップした…という可能性もありそう。「いやお前が見たことないだけでこういうタイプも存在していたかもしれないだろ」と言われそうだけど、いずれにせよ写真が残る既知の「ハーフリブ・タイプ転輪」とは特徴が異なっていたわけで。

そこで、Miniarmのこの書込みに対して「ハーフリブ・タイプ転輪ではリブが穴と穴の中間にあり、リブ自体も短いように思う。またリブは直角三角形に近く、転輪の端は内側に巻き込んではいないと思う」という旨のレスを画像付きで入れたのですわ。上記掲示板記事中、Miniarmの3つ下の書き込みは私によるものです。
その後、他の人とちょこちょこ遣り取りがありつつも、Miniarmからのレスは付かなかったんですよね。

しばらくして MiniarmのオフィシャルサイトにもCG画像が掲載されて、日本の輸入代理店扱いでの予約も始まったんだけど、当該転輪のCG画像は最初に出た時のまま変わらずでした。
なので、あぁそのまんま行くんかな。まぁフォーラムに画像提示してロシアのモデラーと情報共有は出来たので良しとするか。と思ってたところが…

…ところがギッチョン、実際の製品は修正されていたワケです。
いや私の指摘が影響を及ぼしたかどうかはワカラナイし、その辺は別にどうでも良いんですが、とりあえずイイ感じでの再現は喜ばしい。でも何故CG画像の方を直さなかったか謎ですね。

製品名にもあるように、この転輪は「キーロフスキー工場」ではなく、同工場と合併する前の「チェリャビンスク・トラクター工場(ChTZ)」製車両が主に装着し、生産時期も1941年8月期とされている。実際に模型に使う場合は(考証的に厳密なことを言うならば)その辺の工場及び時期由来の特徴を反映させてやるのに気を使いそうだけど、チャレンジしてみたくなりますな。

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余談ながら、panzer35.ru掲示板はページ上に「Z」マークのバナーがあるように、管理者はロシアによるウクライナ侵攻に対する支持を表明している。それ自体は当事国住民の思想信条の発露なので構わないとは思うものの、それを色濃く反映した発言や運営が見られたので、私はログアウトしてすっかり足が遠のいてしまった。ちょっとロシアのネット情勢的にも下手なリンクは踏めないしね。同じように書き込みが途絶えたメンバーもちらほら居るみたい。悲しいことです。

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謎メーカー「M」1/35 ソ連【D-8装甲車】

ストックから懐かしキットを発掘。謎メーカー「M」製・1/35 ソ連【D-8装甲車
なぜ「謎メーカー」なのかというと、キットのパッケージにはメーカー名らしき表記が無いのです。唯一Mの文字がそれっぽく主張しているので、とりあえずコレがメーカー名ってことにしよう…となっていたような。

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…が、90年代後半にロシア『Mホビー』誌に掲載された新製品レビューでは、メーカー名をウクライナ・ハリコフの「サマリョート」社としている。ウクライナ製だったのね。でもパッケージやインストを改めて見直しても「サマリョート」なんて表記はどこにも無いし、「サマリョート」は「飛行機・航空機」の意だけど全然航空機じゃ無いし。
思わせぶりな「M」の文字は何なのか…は、たぶんロシア語の「Масштаб(マシュタブ = スケール)」の事で、本来はその横か下に「1/35」とか入れる予定だったんじゃなかろうか。インストにはまさにそのような表示があるので。

・D-8装甲車は1931年に開発されたソ連初の量産軽装甲車で、ベースとなったのはアメリカの「Ford-A」乗用車。ん?Ford-Aをソ連でライセンス生産した「GAZ-A」乗用車じゃないの?と思うところだが、GAZ-Aの生産開始は1932年12月からで、D-8装甲車はそれ以前に輸入・組立・運用していたFord-Aをベースとしている。
構造は簡素なもので、Ford-Aのボディを撤去し、最大7mm厚の箱形の装甲車体にすげ替えただけと言える。乗員は2名で、武装は7.62mm DT機銃が1丁のみ。パワートレインはいじらず4x2のままなので、不整地踏破能力は高くなかった。
1931年から1932年までにD-8装甲車が35両、派生型で、天板ハッチ部にマキシム機銃の対空銃座を設けたD-12装甲車が25両製造された。なお、D-8の「D」は開発者のN.I.ディレンコフの名から採られている。

・本キットは最初にして唯一の1/35・D-8装甲車のインジェクションキットで、同社からはD-12装甲車 も発売されていた(私は未所有)。
箱を開けると半透明の袋に入ったパーツ。このシャワシャワの袋 (スーパーのサッカー台にあるような)が往年の東欧キット・スタンダードで嬉しくなり…はしないか別に。
乳白色で成型されたパーツは簡易インジェクション成形と思われ、ランナーや小物も総じて太め。湯が回っていない箇所やバリもチラホラ見受けられる。車載武装であるDT機銃(銃身のみ)はホワイトメタル製で、マルチマテリアルのハイテックキットだ。

とにかく成型が分厚くて全体にモサっとしており「このまま組んだらモサっとした出来になるだろうな」と予想が出来てしまい、手を付けようという思いがなかなか惹起されない。
スケールモデル的にはどうなのよ?…と問われれば、発売時期や資料が少ない車両であることを割り引いても再現度は残念ながら低い。どうやら90年代に描かれた(今となっては)古い不正確な図面イラストを元に開発されているようで、特に天板の面構成が間違っていて中央から左右に傾斜が付いているのがよろしくない。そのために本来は前開きの1枚であるべき天板ハッチが左右開きの2枚ハッチになってしまっている。また、側面後部の機銃ポートも本来「○」であるべきものが「□」になっている。

なお、D-8と D-12では天板及び車体後部の面構成や角度が異なるのだが、キットはどちらかというと(どちらかというと〜)D-12に近いと言えるので、D-12ファンの方は喜んで欲しい。

D-8のフロントフェンダーはベースとなったFord-A乗用車のままだが、キットのフェンダーは分厚い上にややカクカクしていて全体の印象を悪くしている。Ford-Aは1932年から「GAZ-A」乗用車としてライセンス生産され、GAZ-Aのフロントフェンダーは「GAZ-AA」トラックのものと同一とさ れているので、もし手を入れるならば、Miniart若しくは旧TOKO製のGAZ-AAキットからフロントフェンダーパーツを持って来ると良さそう。シャーシーは比較的まともみたいなので、あとは装甲車体&車輪その他諸々をスクラッチし、前照灯やホーン等をGAZ-AAキットから調達すれば完璧ですね。キット意味無い…。

まぁ本キットは「素敵な夢の詰まった小箱」として、時折引っ張り出して眺めてはまた仕舞うというのが心の平穏のためにも良いような気がします。
そんな訳でそろそろ新キットが欲しい1/35のD-8装甲車ですが、ロシアのレジンキットメーカーが3Dプリントベースで開発中な様子。途中写真を見る限りではもちろん全体の出来は良好なんだけど、一方で量産の都合からある程度の肉厚を持たせているため、ハッチ開口部等に厚みが出ちゃってやはりどうも全体にモサっとしているんだよなぁ。この車両の場合、車体はむしろエッチング製の折り紙細工みたいな方が向いているかも。

ちなみにD-8装甲車は1/72でも人気車種らしく、数社から3Dプリント由来のレジンキットが発売または発売予定みたい。1/72ながら1/35の当キットよりも数段正確に見えて、ちょっと欲しくなる。1/72ならTB-3爆撃機に懸架させたいよね。

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パンター転輪装備のT-34(また)

鹵獲したNSU 501(かな?)のサイドカーに乗るソ連兵。
右奥に停車中のT-34(恐らくは-85)の足回りを見ると、第1転輪はスパイダーウェブで、第2〜第4転輪には、みんな大好き「パンター転輪」を装着している。

撮影日時は不明。左後方でカバーを掛けられている車両はT-34T回収車のようでもあり、戦線やや後方という感じかな。

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ZVEZDA・T-70Bのインスト

ZVEZDAのサイトにて近日発売である3631:ソ連軽戦車 T-70Bのインストが公開されました。
ちょっと判りにくい場所なので直リンはココ「」とココ「」。クリック又は左クリック〜リンク先保存でダウンロード。

既報のように主砲防盾と操縦手ハッチが2種付属し、その他にもバリエーションにより車体前面装甲板や砲塔後面装甲板なども2種入っていて選択するようになってます。

インストは付属のカラー図に描かれている4両それぞれを再現する流れで進み、パーツの選択や、バリエーションによっては穴あけ作業も出てくるので、最初にどのバージョンを作るか決めてから進行した方が良いでしょうね。
なお、カラー図「1」「2」の車両は鋳造製防盾&ペリスコープ付き鋳造製操縦手ハッチの初期仕様(1942年10月〜1943年初頭)で、カラー図「3」「4」が溶接組み防盾&鍛造プレス製操縦手ハッチの後期仕様(1943年4月〜1943年10月まで)になります。
それ以外の実戦写真等から特定の車両を再現する場合には、あらかじめその車両の仕様を良く見極めておくことが肝要かと。

驚いたのが、カラー図「4」の車両を作る場合には、工程8で車体側面中央にある前後装甲接合部のリベットのモールドを削ぎ落とす指示があること。1943年夏頃以降に製造された車両はこの部分がリベット接合ではなく溶接留めになった為で、インスト図だと判りにくいけどリベットは全て削ぎ落とします。溶接線を一本入れるとより良い感じ。
なお、カラー図「4」では肝心のこのリベットが描かれちゃっているので注意のこと。

砲塔は左右割りで、側面装甲角の接合部に溶接された「補強アングル材」は別パーツで貼り付ける仕様なのが面白い。操縦手ハッチは内側のペリスコープやダンパーも再現されていてこれも良い感じ。

一方、エッチングは付属しないZVEZDAなので、車体右側上面に張り出した吸気口、車体後部の排気グリルはプラモールドのパーツを接着するという一世代前の仕様。ただし、ランナー図をよく見ると、この2つのパーツには(サードパーティーから出るであろう)エッチングを組込む際に使用するパーツも不要パーツ扱いで付属するみたい。

あと、インストの一部に誤植がありますね。気が付いた所では工程16で、鍛造プレス製操縦手ハッチを選択するのはカラー図「3」「4」の車両になります(下図参照・なお発売までに直る可能性あり)。

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全体に、小振りな車両ながら考証的にも手を抜かない「攻めた内容」で、発売が楽しみです。

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