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май 2024 г.

モデラーズクラブ合同展 2024 感銘を受けた作品

主催者発表によると今年の「第33回モデラーズクラブ合同作品展」は、参加クラブ数・300以上,クラブ員数・4,200人以上,展示作品数・11,000作品以上と、いずれも過去最大を記録したらしい。この数量なので作品全部をじっくり見て回るのは困難なのだが、それでもなんとか一通り回ることが出来た。その中で個人的に感銘を受けた作品を幾つかご紹介。

なお、私自身ここ数年は欠席していたので、既に模型誌に掲載されていたりWeb等で著名な作品だったりするかもしれません。その辺りはご容赦のほどを。

○ まずはこちらの作品。エンジンデッキに遠征用荷物を山積みにしたII号戦車F型と、やはりロバの背中に荷物を山積みしている行商人という対比が面白い。片や地中海を超えてやってきた非日常の戦闘車両、片や日常の足であるロバ。Uchiwa

手前と奥の平行配置というレイアウトも結構難しいんじゃないかと思うんですが、上手くまとまっていますね。II号戦車とロバの行商人をすれ違わせず同方向を向かせているのも、同じ空間に居てもお互いに混じり合わない異質な関係であることが強調されているよう。両者の間に若干の高低差があることもそれを補完しているのかな。

で、お互いにとっての斜め前方に「ウチワサボテン」が生えてますが、このウチワサボテンに花が咲いているんですよ!
ドラゴンキットのオマケや情景パーツとしても出回っているウチワサボテンですが、花を咲かせているのは私は初めて見たような。情景の穴埋め的に無機質な扱いをされがちなウチワサボテンですが、本作では開花という植物的生態を表現されて生命力を持ちましたね。黄色の花とガク的な部分の紅が、情景全体を引き締めているようです。

あとこれは作品と直接関係ないけど、ウチワサボテンって元々はメキシコ〜アメリカ南西部に自生していたのが、16世紀にスペインの新大陸征服に伴ってヨーロッパに持ち込まれた…ということを今回知りました。

○ 次にこちらの作品。東部戦線、寒村の家屋の前にパークするIII号突撃砲G型ですが、手前に群生している植物は…ひまわりですよ。既に花の盛りを過ぎ、頭を垂れたひまわり

Himawari01
ひまわりが登場する情景作品は過去にも沢山あったけど、ここまで枯れさせた(花が終わった)作品は初めて見た気がします。う〜ん。良いですね。

ひまわりって、絵心の無い人でも何となく描けてしまうような花なので、造形的にも「何となくひまわり」な表現に陥りがちで、イメージがステレオタイプ化しているから漫画チックにもなりやすい。そういった「何となくひまわり」は、作品世界が作り込まれリアルさを積み上げていくにつれ違和感を生じさせてしまいがち。

本作のひまわりにはそういったある種の「漫画チック」さは皆無で、植物としてのひまわりを表現しているのがイイ。「最初は花が咲いた状態で作ったものが、季節が移ろうにつれ自然と枯れてこうなった」と言われても納得してしまいそう。花をほじくれば種が取れるんじゃないか…とか。

Himawari02
これはなかなか「ヤラレタ」感。ひまわりの情景は私もいつか作りたいなと思ってたんですが(←え?)、本作を超える表現を獲得するのはなかなか難しいかも。

サボテンの花にしろ、花期を過ぎたひまわりにしろ、それを表現するためには植物学的なアプローチが重要になってくる訳でうんうん、それもまた考証モデリング!だねと思いました。

○ あとこちらの作品(パネルの作者様の名前は加工して消しました)。

Machichi
レンドリースでソ連に送られる前に整備され、女性スタッフにちやほやされているマチルダ。記録写真を元にした作品ですね。
フィギュアを自在に操れると作品の幅が広がって良いなぁ。

…と今回ご紹介するのは以上です。情景作品は情報量が多く、また初見でもそれらが伝わって来やすいので、取り上げたものも情景作品ばかりになったけど、単品作品でもスゴイ作品は目白押しだった。
合同展会場にはあらゆるジャンルの力作が唸りまくっているので、それらを見て回るだけでも模型ゴコロに非接触給電しまくりなんですよね。

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静岡ホビーショー 2024 気になった新製品

Miniart【35425:M3 STUART LIGHT TANK, INITIAL PROD.

キット内容はおおよそ承知しているつもりだったけど、GSIクレオスのブースで組立&サフ吹き状態のサンプルを見て、コリャ良く出来てるワと唸りました。
軽戦車の小さな車体に繊細なディテールが凝縮されていて「持ったら重そう」というような重量感すら感じます。なんか佇まいがもう実車みたいですよ。

下写真をご覧ください。スケールモデリング・マインドに溢れる諸兄におかれましては、例えM3軽戦車に興味は無くとも「ほう… たいしたものですね」と思われるはず。

Miniart_m3l_20240521195001

主砲防盾も照準孔の庇の張り出し具合なんかが絶妙で雰囲気良いなー。スチュアートの「顔」そのもの。
この頃のアメリカ軍車両は各部に「マイナスネジ」が使われていて、M3軽戦車だと車体前部のミッション点検・交換用ハッチなどがそうだけど、その辺も至極当然に再現されていて心地良い。
ミッション交換用ハッチ部分に付く跳弾板もちゃんと装甲板に対して垂直だし、車体後面にはちゃんと手動スタート時のクランク棒差し込み孔があるし、言うこと無し。

ただ、各部が細分化されてパーツ数も多そうなので、組み立てにはそれなりの慎重さが必要かも。キット同梱のエッチングもシャープさに貢献していると思われるけど、見た感じかなり薄くて柔らかそうだったし。事実、新たにMiniart代理店に参入したブースの方にあった作例はデロデロでしたね。

MiniartのM3軽戦車系、レンドリ者としてはソ連へ行っていない極初期型「リベット留め八角砲塔」はスルーして、買うならいずれ出るであろう「馬蹄形砲塔」かなぁとか思ってましたが、初期型の「溶接製八角砲塔(今回は展示無し)」も良いな。買っちゃいそうだな。

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静岡ホビーショー&モデラーズクラブ合同展 2024

静岡ホビーショー&モデラーズクラブ合同展からもう一週間経ってしまいました。
2019年は参加、2020年・2021年はコロナ禍により開催中止、2022年は開催されるもMay-Q同盟は不参加、2023年はMay-Q同盟も参加したがワタシは不参加。…というわけで個人的には実に5年ぶりの静岡詣で。

11日、4時半に起床し、6時30分東京発の新幹線こだまで静岡へ。8時ちょい過ぎにツインメッセに到着。
May-Q同盟は既にブース設営を完了しており、留守番や接客をしつつ、他ブースへの挨拶や数多の作品群の鑑賞など。久々のホビーショー&合同展を堪能。

これは去年も感じたんだけど、コロナ禍の巣篭もりで溜め込んだ衝動や作り込んだ作品が場所を得て一気に放出された…という感じで、量的にもクオリティ的にもかなりスゴイ事になってるなーという印象。海外の展示会の様子もWebでよく見ますが、それらと比べても全体の熱量は負けていませんね。うむ、これなら日本の模型シーンは安泰だ(←謎の上から目線)。

今年は不甲斐なくも作品無しだった私ですが、来年はブイブイ言わせちゃりますよ。誰を?自分を。

・行きの新幹線では駅弁「チキン弁当 (Since 1964)」を食べた。20代の頃、出張の時に食べて以来だぜ…。

Chikinb

・あと、飲みに出るのに静岡清水線に乗ったら何故かお茶子のラッピング車両だった。「はは〜ん成る程ね、静岡→お茶→お茶子というワケね」と納得したけど、別に全然そういうワケじゃ無かったぜ…。

Ochako

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【May-Q同盟】静岡合同作品展 2024 に参加します

「ただいまより、第33回モデラーズクラブ合同展を開催致します…」場内アナウンスが流れると同時に…
「ガー、ガシャン!」全ての出入り口シャッターが音を立てて閉じる。
「開かないぞ!」「閉じ込められた!」ざわつく場内。
「お静かに…」天井から降りて来る巨大モニター。画面にはソファーに座り黒猫を撫でている田○会長の姿が。
「皆さん、モデラーズクラブ合同展へようこそ。さて、これから皆さんにはゲームをしてもらいます。そう、”殺し合い”という名のゲームをね…」

「モデラーズクラブ合同展」と聞くとそんな印象を持つ人も多いかと思いますが、実際はそんな事はなく平和なイベントです。

今年も【静岡ホビーショー】が5月8日(水)から、そして【モデラーズクラブ合同展】が5月11日(土)・12日(日)の両日、ホビーショーの一般公開日に合わせて開催されます。
我々May-Q同盟もブースをいただき、作品展示を行います。今年のブース位置はP-222です。
諸々の事情により参加メンバーは少ないんですが、熱のこもった作品達を是非ご覧ください。私以外のメンバーの…。

え?私ですか?合同展には参加しますが、作品は惜しくも、タッチの差で、間に合わなかったのです…。ブルムベアを作ってたんですが。砲塔無いから楽だと思ったんだけどなぁ。

合同展への入場には事前登録が必要で、11日・12日分は既に登録受付が終了していますが、参加される方は当ブースにも是非お立ち寄りくださいませ。よろしくお願いします。

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飛沫感染シミュレーション

HD内を整理していたら、コロナ禍に作って未使用のまま眠っていた画像が出て来た。折角なのでUPして供養。
だいぶ下火になったものの、皆さんもまだまだコロナにはご注意を…ということで。

Vv_hv

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