« май 2023 г. | Main | август 2023 г. »

июль 2023 г.

納涼!May-Q夏祭り・2023

毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれているかのような猛暑の日々続きで嫌になっちゃうよ。
こう暑いと何処か涼しい場所に行きたくなっちゃいますね。南極とか(←伏線)。

今日は、最近何故か立川方面に潜伏しているという丞さんを交え納涼!May-Q夏祭り・2023を開催。まぁ只の飲み会ですが。

夕方「イエサブ・秋葉原スケールショップ」にて、丞さん,邦人さん,大楽さんと待ち合わせ。最近の新製品を激しくチェックした後、居酒屋に移動して夏祭りがスタート。ややあって、寺田さんも合流。いやぁすっかり「レアキャラ」になっていた寺田さん、お久し振りですよ。

私自身も今年の静岡がドタキャンになってしまったので、久々のMay-Q飲み会。一年半振りくらい。年を経るに従い、メンバーそれぞれに種々な事情が生じ、なかなか集まり難くなりましたね。まぁそれは致し方ないこと。

生ビールを痛飲しつつ、工作大好き派,可動&インテリア派,グラン派,口だけ派,寒い所平気派と嗜好的にもバラけたメンバーが、昨今の模型事情を酒菜に各々の立場から忌憚ない意見を交わす。時に暴言と毒舌を交えて。

いやぁ楽しかったなぁ。コロナ禍もあって内にこもりがちだった模型ソウルを外に向けて久々に発散できた感じ。ここでただ発散するだけじゃなく、実際の作品作りに(来年の静岡を見据えつつ)取り込んで行きたい所存。今日からまた仕掛品に手を付けましょうか。

写真は、居酒屋の卓上に展開された「ベルゲパンツァー 38(t) 車台」と「Das Werk トリッペル車体(評価用に仮組みしただけ)」。

20230730-19

|

Das Werk【Schwimmwagen Trippel SG6/38】

予約していた Das Werk【DW35012 : Schwimmwagen Trippel SG6/38が到着(…してからだいぶ経つけど)。
軽車両ながら結構大きい車体で、同じ水陸両用系で比べても、シュビムワーゲン166より全体に1.5倍くらい大きい。フォードGPAと比べると、全長は短いが車体幅の方は1.3倍くらいある。
あと軽車両ながら結構立派なお値段。まぁこれは最近のキット全体の傾向ですかね。

キットの設計は Das Werk だそうで、成形は TAKOM あたりっぽい。カッチリしたモールドは好ましいけど、ソフトスキンとしては各部の表現がやや「カタい」印象も。椅子とかね。この辺を自分好みに微調整していくのも…攻略的な楽しさがあるっちゃぁあるかも。
船型の車体は上下分割で、内装の側面部分を貼り付けることにより、モールドの再現と同時に上下分割の跡を隠す方式が採られている。ただその分ここはそれなりに厚くなっちゃうんだけどどうなんだろ?資料が少なくて良くワカりませんね。

Daswerk_trippel_20230801112801

タイヤはゴム系の素材で、これはプラ・インジェクションでは抜けないモールドを再現したいという「攻め」の選択だろうから仕方ないものの、それでリアルさを獲得しているか…というと必ずしもそうはなっていないのが辛いところ。ここは DEF あたりからレジンタイヤが出るのを待ちたいかな。…というか既に出ている他の車両用のタイヤで流用できる物もありそう。

折り畳まれた状態の幌はシワがリアル。ただ張った状態の幌も欲しかったなー。ワイパーがエッチングで用意されているのは良いね。

とにかく写真が少なく不明な部分が多い車両だけど、コツコツとイメージに近づけてやりたいと思わせてくれますね。このオレにそう思わせるとは…、フッ…、おもしれーキット

夏に向け、水中モーターを着けてお風呂場で遊ぶのも一興。みなさん、一度試してみてはいかがでしょうか。
…とか書くと「おチャラけ言ってんじゃねーよ!」と思われるかもしれませんが、タミヤからフォードGPAが出た時、タミヤニュース(1974/09 Vol.47)の新製品紹介ページには水中モーターをつけたGPAが、みごと水上走行に成功した(中略)みなさん、一度試してみてはいかがでしょうか…という記述があったりするのですよ。キットをカリッカリのカリにチューニングして、尚且つ水上走行するように改造するのもオシャレ…かも。

|

Panzer Concepts【German 3 Ton AufsetzKran】

3t_aufsetzkran_01

新製品情報に疎くなっている私ですが、上のCG画像をふと見掛けて「んぐゎっ!コレが出るんか!」と色めき立ったワケです。
Panzer Concepts【35016 : German 3 Ton AufsetzKran。クレーンだけのCG画像では何だっけコレ?という方も、実車画像を見ればおぉアレかと思うかなと。3tクラス〜のトラックに外付け装着するクレーンで、オペルブリッツに搭載した例が多いですね。主に空軍で使用された模様。

初めてこのクレーン車両を知った時「強化外骨格みたいで格好良いじゃん!」と思ったものの、模型的にはインジェクションで出るとは思えないし、レジンでは成形的に難しそう。かといってプラ棒でスクラッチするには技術的にも資料的にもキビシイ…と思ってました。
しかし時代は3Dデザイン&出力の時代になり、ガレージキットとしての立体化が可能になったということでしょう。

すかさず発注し、15日目にコロラド州から無事到着。山盛りの梱包材をかき分けて出てきたパーツはブルーグレーのレジンで成型。トラス構造のパーツは見るからに華奢で、サポート部分を除去するのに神経をすり減らしそう。
大量のサポート部分によって大きな歪みはないものの、厚さ0.5mmほどのベースシート部分が収縮により曲がっていて、それにつられて長いパーツにはねじれが生じているものも見られる。全体に早いうちにサポート部を除去して歪みを矯正し、ラッカー系サフを吹くなどしておいた方が良いかも。
繊細なパーツの一つには運送時に生じたと思しき破損があってウゲゲ…と思ったけど、当該パーツは破損を見越してか2セット用意されていたのでセーフ。
製作には真鍮線やプラパイプ&ロッド各種が必要で、それらは自分で用意するのかなと思っていたら、これらも同梱セットされていた。サポート部を取り除けばすぐ組立てに掛かれるでしょう。

3t_aufsetzkran_02

なお本製品はベーストラックのキットとしてタミヤのオペルブリッツが指定されているけれど、ここは個人的な好みでサイバーホビー(ドラゴン)のブリッツを使用する予定。在庫のサイバー・ブリッツを引っ張り出してきて Panzer Concepts キットと一緒に積み直したので、もう完成も見えたな…。

コロナ禍もありここ数年は控えめだった海外通販。なんとなく1ドル=100円位の頭でいて「60ドルだから6,000円位か。まぁまぁだな」とか思っていたら、1ドル=140円を超えてましたよ。送料も60ドルなので、倍率ドン!さらに倍!って感じ。一瞬二の足を踏んだけど、最近の Panzer Concepts は3D出力で大物キット(列車砲とか)を出しているものの、生産(出力)数は少なめで早々に絶版になっているみたいで、この機会を逃したら入手は難しいと思い、意を決し購入。まぁ最近のフルインテリアキットなんかも割とサクッと1万超えてくるしな。と自分を誤魔化すのでした。

|

『大塚康生 道楽もの雑記帖』

大塚康生 道楽もの雑記帖』(大塚 康生 著,叶 精二 編集/構成,玄光社)を購入。

Dourakuzakki_01

大塚康生さんが各誌に発表した画稿や文章のうち、今まで単行本等に未収録だったもの(のうちの一部)をまとめた書。
掲載イラストは、アニメーション系は『ルパン三世』が中心かな。軍用車両系は『軍用自動車研究誌 MVJ』掲載のものを中心として、その他雑誌等に寄稿したイラストなど。
1970年代の『ホビージャパン』誌に載ったイラストも多く掲載されているが、これらのイラストの多くは掲載誌面からのスキャンではなく、今回新たに発見された大塚さん保管のオリジナル原稿を元にしているそう。いわば「デジタル・リマスター版」ですな。
高校生の頃、ホビージャパンの大塚さんの記事を目当てに古本屋でバックナンバーを探しさまよい歩いていた身としては、その蘇った解像度に感激。また、元の掲載イラストから加筆修正されて細部が微妙に異なっているものもあって楽しい。

Dourakuzakki_02

CMP・キャブ13のシボレーとフォードの違い(初出:ホビージャパン1973年7月号)なんて良いよね〜。
旧MAXのCMPはフォード生産型にしてみたいと昔からそこはかとなく思っていて、エデュアルドから出ているPE(フォードの四角い網目ラジエターグリル等が入ってる)も持ってたりするんですが、まぁそれだけじゃ難しいんだよね。
というか近年IBGとかからC60Lとかが出たけど、今、旧MAXのCMPを更新するならば、F60Lも出すくらいの意気地が欲しいよな。例え売れなくとも…(駄目か)。
『カリオストロの城』にCMPのC60Lが2台出て来るけど「2台のうち1台はF60Lだったらなぁ」と昔から思っていて、この間TVで『カリ城』やった時もそれが頭に浮かび「まだ言ってるよオレ」と苦笑しました。自分に。

もとへ。

画稿のうち、遺品の中から見つかったという CMPやフェデラルCOEトラクター等の着色イラストは、デフォルメを排して引かれた一本一本の線が繊細で美しく、経年でセピアをまとったスケッチブックの背景紙と相俟って、まるで仏画であるかのような静謐さを感じます。これはいつの日か展覧会とかで実物を見たいもの。

文章の方は、少年期の機関車から戦後のジープへの興味の広がり等が綴られた「第4章・道楽もの絵詞」以外は、アニメーションに関するものが主で、アニメーター向けに書かれたやや専門性の高いものも含まれますが、読みやすく、どちらも随所に見られる大塚さんならではの「視点」になるほどなぁと思うことが多いのですよ。

未収録の画稿や文章はまだまだある由。いずれまた続刊のような形で出版されるといいなぁ。

|

« май 2023 г. | Main | август 2023 г. »