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декабрь 2022 г.

謎メーカー「M」1/35 ソ連【D-8装甲車】

ストックから懐かしキットを発掘。謎メーカー「M」製・1/35 ソ連【D-8装甲車
なぜ「謎メーカー」なのかというと、キットのパッケージにはメーカー名らしき表記が無いのです。唯一Mの文字がそれっぽく主張しているので、とりあえずコレがメーカー名ってことにしよう…となっていたような。

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…が、90年代後半にロシア『Mホビー』誌に掲載された新製品レビューでは、メーカー名をウクライナ・ハリコフの「サマリョート」社としている。ウクライナ製だったのね。でもパッケージやインストを改めて見直しても「サマリョート」なんて表記はどこにも無いし、「サマリョート」は「飛行機・航空機」の意だけど全然航空機じゃ無いし。
思わせぶりな「M」の文字は何なのか…は、たぶんロシア語の「Масштаб(マシュタブ = スケール)」の事で、本来はその横か下に「1/35」とか入れる予定だったんじゃなかろうか。インストにはまさにそのような表示があるので。

・D-8装甲車は1931年に開発されたソ連初の量産軽装甲車で、ベースとなったのはアメリカの「Ford-A」乗用車。ん?Ford-Aをソ連でライセンス生産した「GAZ-A」乗用車じゃないの?と思うところだが、GAZ-Aの生産開始は1932年12月からで、D-8装甲車はそれ以前に輸入・組立・運用していたFord-Aをベースとしている。
構造は簡素なもので、Ford-Aのボディを撤去し、最大7mm厚の箱形の装甲車体にすげ替えただけと言える。乗員は2名で、武装は7.62mm DT機銃が1丁のみ。パワートレインはいじらず4x2のままなので、不整地踏破能力は高くなかった。
1931年から1932年までにD-8装甲車が35両、派生型で、天板ハッチ部にマキシム機銃の対空銃座を設けたD-12装甲車が25両製造された。なお、D-8の「D」は開発者のN.I.ディレンコフの名から採られている。

・本キットは最初にして唯一の1/35・D-8装甲車のインジェクションキットで、同社からはD-12装甲車 も発売されていた(私は未所有)。
箱を開けると半透明の袋に入ったパーツ。このシャワシャワの袋 (スーパーのサッカー台にあるような)が往年の東欧キット・スタンダードで嬉しくなり…はしないか別に。
乳白色で成型されたパーツは簡易インジェクション成形と思われ、ランナーや小物も総じて太め。湯が回っていない箇所やバリもチラホラ見受けられる。車載武装であるDT機銃(銃身のみ)はホワイトメタル製で、マルチマテリアルのハイテックキットだ。

とにかく成型が分厚くて全体にモサっとしており「このまま組んだらモサっとした出来になるだろうな」と予想が出来てしまい、手を付けようという思いがなかなか惹起されない。
スケールモデル的にはどうなのよ?…と問われれば、発売時期や資料が少ない車両であることを割り引いても再現度は残念ながら低い。どうやら90年代に描かれた(今となっては)古い不正確な図面イラストを元に開発されているようで、特に天板の面構成が間違っていて中央から左右に傾斜が付いているのがよろしくない。そのために本来は前開きの1枚であるべき天板ハッチが左右開きの2枚ハッチになってしまっている。また、側面後部の機銃ポートも本来「○」であるべきものが「□」になっている。

なお、D-8と D-12では天板及び車体後部の面構成や角度が異なるのだが、キットはどちらかというと(どちらかというと〜)D-12に近いと言えるので、D-12ファンの方は喜んで欲しい。

D-8のフロントフェンダーはベースとなったFord-A乗用車のままだが、キットのフェンダーは分厚い上にややカクカクしていて全体の印象を悪くしている。Ford-Aは1932年から「GAZ-A」乗用車としてライセンス生産され、GAZ-Aのフロントフェンダーは「GAZ-AA」トラックのものと同一とさ れているので、もし手を入れるならば、Miniart若しくは旧TOKO製のGAZ-AAキットからフロントフェンダーパーツを持って来ると良さそう。シャーシーは比較的まともみたいなので、あとは装甲車体&車輪その他諸々をスクラッチし、前照灯やホーン等をGAZ-AAキットから調達すれば完璧ですね。キット意味無い…。

まぁ本キットは「素敵な夢の詰まった小箱」として、時折引っ張り出して眺めてはまた仕舞うというのが心の平穏のためにも良いような気がします。
そんな訳でそろそろ新キットが欲しい1/35のD-8装甲車ですが、ロシアのレジンキットメーカーが3Dプリントベースで開発中な様子。途中写真を見る限りではもちろん全体の出来は良好なんだけど、一方で量産の都合からある程度の肉厚を持たせているため、ハッチ開口部等に厚みが出ちゃってやはりどうも全体にモサっとしているんだよなぁ。この車両の場合、車体はむしろエッチング製の折り紙細工みたいな方が向いているかも。

ちなみにD-8装甲車は1/72でも人気車種らしく、数社から3Dプリント由来のレジンキットが発売または発売予定みたい。1/72ながら1/35の当キットよりも数段正確に見えて、ちょっと欲しくなる。1/72ならTB-3爆撃機に懸架させたいよね。

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誹謗付き徹甲弾

ついに私も老害と呼ばれる日が来ましたよ…。Twitterで調べ物をしていたところ、私の事を出し惜しみ老害ムーブと中傷しているツイートがありました。

以前当ブログで「Rye Field ModelのKV-1にはあまり期待していない」旨のことを書いたのがお気に召さなかったようで「根拠を示せ」ということらしい。掲示板に問い合わせてくれれば解答も出来ただろうけど、普段見てもいないTwitterに書かれてもな。

ハッキリ私の名を出している訳では無い「匂わせ中傷」なので、当ブログを相当読み込んでいる人じゃ無いとその「出し惜しみ老害」が私のことだとは伝わらないんじゃ?と思うが、単に本人の不快感を吐き出すのが目的ならばそれでもいいのか。こうして私には伝わった訳だし。

「出し惜しみ」は誹謗中傷、「老害」は侮辱な訳で、キットへの個人的な感想を表明しただけでそこまで言われなきゃならんのかね?…とも思うが、恐らくこの御仁は私に対して以前から悪感情を抱いており、それが機会を得て発露したという事なのだろう。
というか、私のことが気に食わないならHPにもブログにも来なきゃいいじゃんとも思うよね。自分に有用な情報は当たり前に得ておきながら、気に入らない表現には影で誹謗中傷&侮辱を行うというのはどうなのか?お気に召さないなら来てもらわなくて結構だし、私のサイトからは何の情報も得ないでいただきたいね

私は楽しく模型ライフを送りたいし、それを乱すような御仁とは関わらないようにしたい。先方もこちらを好ましく思っていないのなら、お互いに関わり合わないのがベストでしょう。来てもらわなくて結構。

以上、当ブログとしては珍しいプンスカ系の記事でした。お目汚し失礼しました。


・12/30 追記
複数の方からご心配やアドバイス(&情報)のメールをいただきました。ありがとうございます。
まぁ私も実際そこまで怒り心頭に発している…わけでも無いのですが、楽しくあるべき趣味の世界で誹謗中傷や侮辱を撒き散らかすのは勘弁して欲しいですね。とにかく「頼むからウチのHPやブログには来んとって下さいよ」ということに尽きます。

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偏狭・近況 2022/12

すっかり間が空いてしまいました。相変わらず身辺ややこしく、まだしばらく頻繁な更新は出来そうに無いなぁ。ネットへも余りアクセスしていないので、そちら経由の模型情報もさっぱりです。
まぁいつまでもSMKがぐるぐる走っていては目が回るので何かちょっと書いてみます。

■ SMKといえば、以前からロシアの掲示板でオフィシャル図面の一部が断片的にチラチラ露出していたんですが、SMK及びT-100に関する「全ての部品の図面を含むドキュメント」の大部分は、RGVA(ロシア国家軍事アーカイブ)に現存するんだそうです。現存するんだそうです!
…と言っても、一般人はアクセス不可なようで、いわゆる「研究者」的な人による発表待ちなのだとか。いずれ何らかの形で全体像が世に出てくるかとも思いますが、今のロシア情勢からするとそれもなかなか難しそうではあります。

■ SMKのサスペンションアームは既発表の側面写真を見ると変な感じに光が反射していて、以前から「もしかして角断面なのか?或いは補強リブ様の凸があるのか?それらを混ぜ履きしてるのか?」という疑問が挙がっていたんですが、資料公開の暁にはその辺の謎も解明するかもしれませんね。KVのU-0も同様なんだよな。

Smk_sus

■ ただ、新資料が発表されたとしても、それを元に何処かのメーカーから新規でインジェクション・キットが出るか…といえばそれもまた難しそうで、その時分には3Dプリントキットのフェーズになるのかもしれない。

■ 先日、超々々久し振りに秋葉原に寄る機会を得て、ずばばばばーと巡回して来ました。
ヨドバシカメラのホビーフロアに邦人さん製作の【T-34・STZ 1942】が展示中だったので鑑賞。製作途中は見せてもらってたけど完成状態は初見。素敵な出来です。
個人的にT-34でもSTZ生産のタイプは何かあちこちトンガってて(?)苦手…という程でもないけどちょっと敬遠気味だったんですが、邦人さんが一番トンガってる溶接砲塔タイプをシャキーンと作ってくれたので、私は少し丸っこい鋳造砲塔タイプを作ろう!と心に誓いました。これで一安心。
でもやはり生の模型を見るのはイイね。作品から脳内に向けて「モケイスキー粒子」が流入してくる感じ。

Kuni_stz_20230130113801

■ ショップで展開していた新入荷商品は、私が行った時は Miniartの【III号突撃砲G型】が2種と TAKOMの【III号突撃砲G型】1種。いやそんなIII突Gばかり集中して出されても…。

■ コロナウィルスとの義務的なダンスは相も変わらず続いてるわけですが、10月から実施された入国制限緩和策により、秋葉原にも外国人観光客の姿が多く見られました。観光バスも停まっていて何か懐かしい風景。

■ 4回目のワクチン接種後に模型が未完成。なお、接種との因果関係は不明。

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