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ZVEZDA・T-70Bのインスト

ZVEZDAのサイトにて近日発売である3631:ソ連軽戦車 T-70Bのインストが公開されました。
ちょっと判りにくい場所なので直リンはココ「」とココ「」。クリック又は左クリック〜リンク先保存でダウンロード。

既報のように主砲防盾と操縦手ハッチが2種付属し、その他にもバリエーションにより車体前面装甲板や砲塔後面装甲板なども2種入っていて選択するようになってます。

インストは付属のカラー図に描かれている4両それぞれを再現する流れで進み、パーツの選択や、バリエーションによっては穴あけ作業も出てくるので、最初にどのバージョンを作るか決めてから進行した方が良いでしょうね。
なお、カラー図「1」「2」の車両は鋳造製防盾&ペリスコープ付き鋳造製操縦手ハッチの初期仕様(1942年10月〜1943年初頭)で、カラー図「3」「4」が溶接組み防盾&鍛造プレス製操縦手ハッチの後期仕様(1943年4月〜1943年10月まで)になります。
それ以外の実戦写真等から特定の車両を再現する場合には、あらかじめその車両の仕様を良く見極めておくことが肝要かと。

驚いたのが、カラー図「4」の車両を作る場合には、工程8で車体側面中央にある前後装甲接合部のリベットのモールドを削ぎ落とす指示があること。1943年夏頃以降に製造された車両はこの部分がリベット接合ではなく溶接留めになった為で、インスト図だと判りにくいけどリベットは全て削ぎ落とします。溶接線を一本入れるとより良い感じ。
なお、カラー図「4」では肝心のこのリベットが描かれちゃっているので注意のこと。

砲塔は左右割りで、側面装甲角の接合部に溶接された「補強アングル材」は別パーツで貼り付ける仕様なのが面白い。操縦手ハッチは内側のペリスコープやダンパーも再現されていてこれも良い感じ。

一方、エッチングは付属しないZVEZDAなので、車体右側上面に張り出した吸気口、車体後部の排気グリルはプラモールドのパーツを接着するという一世代前の仕様。ただし、ランナー図をよく見ると、この2つのパーツには(サードパーティーから出るであろう)エッチングを組込む際に使用するパーツも不要パーツ扱いで付属するみたい。

あと、インストの一部に誤植がありますね。気が付いた所では工程16で、鍛造プレス製操縦手ハッチを選択するのはカラー図「3」「4」の車両になります(下図参照・なお発売までに直る可能性あり)。

Zvet70inst

全体に、小振りな車両ながら考証的にも手を抜かない「攻めた内容」で、発売が楽しみです。

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