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апрель 2021 г.

運転免許更新

運転免許の更新に行く。
視力がギリな感じで不安だったけど、一発で通って一安心。いや一応視力は出てるんだけど、最近は以前よりピント合わせに時間が掛かるんですよね。加齢により…。
更新手数料を納付してすぐ隣の窓口が視力検査なんだけど、「たとえ視力が基準に達せず更新不可になったとしても手数料は一切返還しないのでそのつもりでな」と居丈高な張り紙がしてあって、まぁお役所って感じ。
30分の講習(席は一人づつ左右後方がビニールシートで区切られていた)の後に無事免許交付。ちなみに優良区分。
免許証の写真が前回5年前と比べてずいぶんやつれてるなーと思ったら、前回の更新の後、ウォーキングとかして8kg絞ってたんだった。

その足で神保町にちょい寄り。書泉で新刊書のチェックなど。
靖国通りから、すずらん通りの【スヰートポーヅ】の黄色い看板がチラッと見えて、一瞬「あ、食べてくか」と思ってしまった。

時間的に秋葉原方面へは廻らず、水道橋までそぞろ歩いて帰宅。

Suito_paozu

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KV重戦車の足回りディテールアップを2つほど

素材ストックの極小ネジを見て思い出したので、KV重戦車の履帯緊張調節装置をディテールアップする簡単な方法を。
元は『ミリタリーモデリングマニュアル・Vol.18』(ホビージャパンムック・2006)に掲載のKV-1 増加試作砲塔搭載型 U-0実戦投入仕様製作時に行った工作ですが、この部分に関しては紙面の都合で…というかネタが細かすぎるので割愛したのでした。

Koredake_2

■ KV重戦車の履帯緊張調節装置のネジ切り加工の再現

KV重戦車の履帯緊張調節装置は誘導輪基部のすぐ後方に位置し、両者はテンションスクリュー(図の3)で接続している。このテンションスクリュー部を繰り出し又は繰り入れ、誘導輪基部をスイングさせることによって履帯緊張の調節を行う。
テンションスクリューはテンションナット(図の4)をレンチで回して動作させる。推奨される履帯の張り具合は2つの上部転輪間で50mm〜60mm程度下がった程度とされていた。

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トランペッターのKVキットではこのテンションスクリューが只の棒状になっているので、実車同様にネジ切りを再現してみよう。
手っ取り早く良好な感じに仕上がるのが「本物の極小ネジ」を使用する方法で、本工作では八幡ねじ製の【ステンレス精密ねじ Cセット 22本入を使用した。M1.7(ネジ径1.7mm)で異なる長さの「なべ小ネジ」が8種類16本,「さら小ネジ」が3種類6本の計22本入り。値段は確か250円くらいだったかな。ホームセンターにて購入。

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工作はキットのテンションスクリュー部をネジに置き換えるだけ。
誘導輪基部に接続する先端部分(穴の開いた馬蹄状の部分)は切り取り、丁度いい長さのネジの先端に接合して履帯緊張調節装置に取り付ける。作例では「なべ頭小ネジ」のなべ頭もそのままに使用した。

ネジ切りが見えるのはテンションスクリューのうちベース部分より前方のみで、ベースの後方はテンションスクリューを収めるカバー(さや)なのでネジ切りは無いのに注意。

また作例では修正していないが、履帯緊張調節装置を車体に留めるブラッケットの上側のボルト3個は、実車では「マイナスボルト」になっているのでそのように工作するとベター(恐らく履帯端と接触してボルトが削れるのを防ぐため)。

 

Kore2_1

この工作の難点は、折角やってもフェンダーを付けて履帯を履かせると殆ど見えないということ。もう絶望的なまでに見えない。何とかして覗き込んでも見えない!
ただ、履帯緊張調節装置周りのディテールはビシッと締まるので、フェンダーが外れた状態の車両や、クラッシュモデルの場合にはチラ見えの効果を発揮するでしょう。

なお、本工作はトランペッターのKVシリーズキット向けのもので、昨年発売されたタミヤ【MM372;ソビエト重戦車 KV-1 1941年型 初期生産車】では、履帯緊張調節装置が全体に(何故か)やや小ぶりになっており、本工作は適合しないのではないかと思われます。

八幡ねじ製の【ステンレス精密ねじ Cセット 22本入】はもちろん通常のネジとして重量のあるパーツ同士の結合等にも有用なので、一つ買ってストックしておくと重宝しますよ。

Koredake_3

■ KV重戦車の起動輪のグリスアップポイントの再現

これもMMM誌の製作記事では記述を省略した部分なので、ついでに。

KV重戦車の起動輪には内側(裏側)に2箇所のグリスアップポイントがある。

過去に発売されたインジェクションキット及び別売りの起動輪では、このグリスアップポイントの再現がまるっと無視されている(最新のタミヤキットでも再現されていない)が、覗き込んだ場合、起動輪の位置によっては見えるディテールなので、拘りたい人は再現すると吉。

 

Kore3_1

工作としては、プラ丸棒等を加工して該当部分にバルジを作り、六角ボルトを植えればOK(上の作例ではボルトが何故か尖頭ボルトになっているが、ここは普通の六角ボルト)。
サイズは…よく覚えていないけど、六角ボルトの大きさは起動輪ハブ周囲のボルトとほぼ同じ位で、それを基準にバルジを設えると良いでしょう。下写真を見てもバルジの大きさは時期や車両によって?微妙に異なるようなので、それらしければ良いんじゃないかなと。

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牡蠣のオイル漬けパスタ2

それで?牡蠣のオイル漬けパスタはまた作ったの?と気になっている方も居られるかと思いますが(居ない)、作りましたよ。
今回はジェノベーゼソースを絡めたパスタに乗せて。ん〜美味し。

Sphagettyimages

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ミイラの引っ越しとZiS-2

何日か前にTVで「エジプトのミイラが引っ越しをしたよ」というニュースをやっていた。

古代エジプト王ファラオをはじめとするミイラ22体が、それまでの博物館から新設された博物館まで「引っ越し」をし、その模様を大々的なパレード等でイヴェントとして演出したというもの。
で、ミイラ様御一行が新博物館に到着したあたりで博物館前に並んだ大砲によって空砲が撃たれたのだが、一瞬映ったその大砲が「76mm師団砲 ZiS-3」っぽかったのですよ。

YouTubeを探したら、「ファラオのゴールデンパレード」と銘打たれたそのイヴェントのライブストリーム映像上がっていた。大砲発砲シーンは 2:02:00 頃から。

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ZiS-3かと思ったら、防盾の照準窓から見て、砲身を短く切り詰めた57mm対戦車砲 ZiS-2のよう。5門並んでますね。
防盾は上部が折れ曲がるタイプでその上部が作り直され、また左右も切り詰めて幅が狭くなっているなど、謎工作が為されています。

Miniartのキットから改造しようと思う人(居るのか?)のためにポイントを書くと…

・砲身を切る。
・防盾は高さ及び幅を詰める。
・復座機のカバーは外す。
・高低照準装置歯車のカバーを外す。
・下部砲架の前、車輪間にある防盾は撤去。

…といった工作で再現できるでしょう(するのか?)。

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幻のD-38試作戦車

少し前にホビーボスから84517:ソビエト D-38 砲兵戦車ってのが出ました。

D-38は、当初機銃しか装備していなかったBT-2の近代化策の一つとして「76mm PS-3戦車砲」を装備した新型砲塔の搭載を試みた車両。1932年1月に完成して試験が実施されたが、諸々の事情により正式採用には至らなかった。
砲塔はやはり同時期に試作されたT-26に搭載されたA-43砲塔と同じもので、部分プレス製のドーム型(逆馬蹄形)のタイプと、溶接製で八角形のタイプの2種類の砲塔が製造された。今回キット化されたのは八角形のタイプ。

D-38の八角形砲塔は写真が2枚知られていて、それは下の2枚。左の、斜め前からの写真はホビーボス・キットの箱絵の元にもなっている。

Btd38_01

ところがっ!である。私も最近まで知らなかったんだけど、この写真には問題があるのです。まずは下の写真。

Btd38_02

D-38とBT-2だけど、車体の状態、履帯の位置、地面に落ちる影等々、どう見ても同じ(画像の横方向の圧縮比が若干異なっているが)。
このD-38写真は、BT-2の砲塔部分をすげ替えたものだった(!)らしいのですよ。

で、砲塔はというと下写真のようにT-26に搭載されたA-43砲塔の写真から持って来ている模様。

Btd38_03

そう思って写真を見直すと、D-38の方は車体と砲塔のパースにやや違和感があるし、砲塔後半部がやけに高くなっている。また、T-26に搭載されたA-43砲塔では砲身の影が車体に落ちているのに、D-38ではそれが無いのも不自然かなと。

ではD-38の横方向から写したもう一枚の写真はどうかというと…

Btd38_04

このように、やはり車体はBT-2の写真から、砲塔はT-26に搭載されたA-43砲塔の写真から持って来て合体させたものなのでした。
ということはつまり、D-38の八角形砲塔の実際の姿は今のところ明らかになっていない(!)んじゃないだろうか。ええ〜!

T-26に搭載されたA-43砲塔の方の写真は実際に撮影されたものだし、他にも写真が残っている。一方、D-38もプロジェクト自体の記録は残っているので、実際に製造はされたとは思うけれど、その真の姿は現時点では幻になってしまったわけですね。

なお、これらの「修正写真」はフォトショップ等で最近作られたものでは無く、少なくとも50年位前の書物には既に存在しているのだそう。車両製作当時の記録用か、戦後間もない頃の教材用に作られた…とかなのかな。

(掲載写真は全てアルマダ刊『BT戦車』より)

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T-100-X-Y-Z

トランペッターの「T-100車台に130mm B-13海軍砲を搭載した試作・要塞破壊用自走砲」キットの予約が始まりましたな。
…って何故こんな回りくどい言い方をするかというと、当キットは製品名が【09589:1/35 ソビエト軍 Su-100U重駆逐戦車】と発表されているんだけど、「Su-100U?…Uって何だよ!Uって!あと最初のSuの方のuは何で小文字なんだよ!」と突っ込みたくなるからでして。

ソ-芬戦争中の1939年末、T-100車台をベースに、主にトーチカ破壊を目的とした車両の開発が計画された。
まず初めに、T-100車台に固定式の戦闘室を設けて130mm B-13海軍砲を搭載した自走砲が計画されТ-100-Xと呼ばれた。これは設計図面止まりだった。
このТ-100-Xの戦闘室を生産簡略化したものがSU-100-Y(T-100-Y)で、1940年3月までに1両が実際に製造された。
一方、自走砲型に加えて戦車型のТ-100も近代化が模索され、新型主砲塔に152mm M-10榴弾砲を搭載したТ-100-Zが計画された。砲塔自体は完成したが、152mm M-10の搭載車としては既にKV-2が採用されていた為、Т-100車台に搭載することは無かったとされる。

T100_xyz
(画像は『ブローニェコレクツィア誌 01-2002』より再構成)

これら試作自走砲シリーズのインデックス末尾のX, Y, Zは、ロシアキリル文字ではなくローマ字アルファベットの「エックス,ワイ,ゼットであり、ロシア語での表記と読みは以下のようになる。

・Т-100-X:テーストーイクス
・СУ-100-Y(Т-100-Y):スーストーイグリク(テーストーイグリク)
・Т-100-Z:テーストーゼット

このうちSU-100-Yについては末尾の「Y(ワイ)」がキリル文字の「У(ウー)」と誤認されて「SU-100Uと英訳転写されることが、ままある。が、記したように「Y」は「ワイ」なのでこれは誤りだ。

トランペッターはカタログ掲載時から「Su-100Uと表記していたが、結局誤った表記のまま発売されてしまうのね…。川上のメーカーが間違えると、川下の代理店も、小売店も、模型誌も、訂正すること無くその表記のまま紹介するので、結果、誤表記が一気に広まってしまうんだよな。困ったもんです。

なお、トランペッターはТ-100(76mm L-10装備)】【SU-100-Y】の他Т-100-Z】もキット化予定だけど、カタログ写真ではТ-100(76mm L-11装備)の写真がТ-100-Z】として使用されていて不安になる。

ちなみに、搭載されなかったТ-100-Z】の砲塔はレニングラード地区でトーチカ用砲塔として使用されたとされ、不鮮明な写真が残されている。

T100z

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