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Miniarmから、第112工場製T-34用 起動輪&サスペンションアーム

Miniartから発売予定の【35290:T-34/85 w/D-5T. PLANT 112. SPRING 1944. INTERIOR KIT】を見越してか、レジンパーツメーカーのMiniarmが「第112工場製T-34」用の起動輪とサスペンションアームを出すようです。

Miniarm_solmovo_parts

機械一般がそうであるように、T-34も生産が継続されるに連れて各部の構成部品が、より生産性の高いもの、より堅牢なものに変化していったが、そんな中、第112工場(クラスナエ・ソルモヴォ)製のT-34では、生産がT-34-85に至るも、初期T-34が持っていた各部パーツの意匠的特徴を(マイナーな変化はあるものの)持ち続けていた。

エンジンデッキの上部構造などが判りやすい例だが、起動輪とサスペンションアームもまた、いわゆる「41年型」の頃のものに似たタイプを使い続けている。
起動輪はハブ周囲にボルトがあり、ハブから放射状に伸びるリブの無いクラシカルな(と言っても2〜3年の事だが)スタイル。サスペンションアームも、第183工場では42年頃から「角断面」のものに変わっているが、第112工場では依然として丸断面のものが使われていた。
(なお、それが生産全車だったのか、いつ頃までだったのかといった詳細は現段階では不明)

想像するに、第183工場ではハリコフからウラル地方への疎開で生産が一時的にリセットされた為、新デザインへの切り替えの機会があり、またそれを実行する為のノウハウも構築されたが、第112工場ではそれが無かったので、むしろ生産の継続に支障や混乱をきたす恐れのある変更は見送った…という事だったのでは無いだろうか。そういえば一番目立つ「転輪」も、ずっとディッシュタイプ転輪だよね。

Miniartのキットでは、起動輪&サスペンションアームに関してはこのタイプが入っていないようなので、Miniarmが突っ込んできたという所でしょう。
Miniarmはこれ以外にも、T-34用ハッチヒンジ,ペリスコープ各種といったパーツ類を出す予定みたいです。

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