KV-9の防盾
■ 季節は巡り、もう6月ですよ。何だかバタバタバタッと過ぎてしまった感が。1月の下旬に開催された「ニュルンベルク・シュピールヴァーレンメッセ」なども、今となっては遠い昔の出来事のよう。
■ 気が付けば、タミヤ【MM372;ソビエト重戦車 KV-1 1941年型 初期生産車】の発売日が間近に(6月13日(土)頃だそう)。
前にチロっと書きましたが、今回モデル化される「75mm厚溶接砲塔のZiS-5搭載型」は作る予定が当面無いので、シン・タミヤKVをベースに、鋳造砲塔をトランペッターから持ってきて【KV-9】を作りたいと思ってます。
KV-9の防盾は以前作ったブツがあるのでそれを使えるかな…と引っ張り出してみたり。下写真はトラペの砲塔に合わせてみたところ。
これは2003年に「ギズモロジック・カフェ」のアクセス5万ヒットを記念して作ったもの。「キリ番を踏んだ対象者全員にプレゼント!」…という懐かしの企画だったんだけど、6個くらい用意したのに応募者は2人だけだったという悲しい思い出が…(^^;)。
こうして見るとなかなかカッコイイ!…とも思うんですが、実はカッコ良く見えちゃ駄目なのでした。
この防盾はトラペのKVシリーズ発売(2005年)以前に、イースタンエクスプレス(EEC)のKV用に作ったものだけど、EECの鋳造砲塔はトラペのものより高さが1mm程低いのです。実車と比較した検証はまだしていないけれど、たぶんトラペの方が近いんじゃないかな。
なので、トラペ砲塔に合わせると防盾が相対的に小振りに見え、妙にシュッとしているというか精悍さが増すけれど、実物はもう少し縦に長く、防盾のカーブも緩くなって、もう少しこう何と言うか「ダサい」。
というわけで、【KV-9】を作るならば防盾も最初から作り直しだな。2003年当時よりは資料も増えたし、それもまた楽しからずや。ですが。
なお、KV-9はトラペからも出ていますが…(完)。
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