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Miniartが【38020:SOVIET TRAM X-SERIES. EARLY TYPE】をアナウンス

Miniartからアナウンスされたソ連時代のトラム(路面電車)【38020:SOVIET TRAM X-SERIES. EARLY TYPE】がちょっと楽しみ。

同社からは【ヨーロッパ路面電車】が既に出ていますが、そちらはドイツ製(MAN/SSW)の「Triebwagen 641」というタイプをモデルにしているとされ、東部戦線での使用にはチトそぐわなかったのでした。

今回アナウンスされた【Хシリーズ】は、ソ連で1928年〜1941年の間に生産されたタイプで、戦後の1970年代初頭まで、ソ連邦内の主要都市で広く使用されたもの。
なお、【Хシリーズ】の【Х】はロシア アルファベットなので「エックス・シリーズ」ではないので注意。発音は「ハー」で、英アルファベット転写だと【Kh】になります。1928年から生産が始まったこのタイプが最初に大量導入されたのが「ハリコフ市」だったので、「ハリコフ」の頭文字から採られた「なんですね。つまり「ハ型」。
日本人には発音し辛いというか、「ハ型」とか言っても「は?歯形?」とか聞き返されがち(^^;)。

以前、レジンフィギュアのメーカー Stalingradから【S-3020:Soviet Tram Series Kh】というのが出ていましたが、これと同じ車両です。Stalingradのキットは欲しかったんですが、レジン製でお値段も高めだったので、Miniartによるプラキット化は嬉しい。

キットは「EARLY TYPE」即ち初期型となっています。様々な都市で使用された為に、その都市ならではの細かな仕様チェンジ等もあったようですが、ザクッと言うと、後期型は…

・乗客室前後の隔壁が無くなり、運転席区画と繋がる。
・乗客用座席が「ロングシート(長ベンチ式の縦座席)」から「クロスシート(横座席)」或いは、ロングシートとクロスシートを組み合わせた「セミクロスシート」になる。
・昇降用ドアの形式が変わる。
・シャーシー側面の軽め穴(四角い穴)が廃止される。

…といった辺りが異なるみたい。実は Stalingradのキットがまさにこの後期型でした。
Miniartのパーツを見るとこの辺の差異に当たる部分はランナーが別れており、バリエーションとして後期型が出るのは間違いないところ。運用的には前期型・後期型は混用されていたでしょうから、好みの方を選ぶが吉でしょう。

キット付属のデカールも「ハリコフ・トラクター工場行き」とかあって萌えます。

Series_kh

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