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ミニアート【MA35215 :ソ連軍 T-60初期型 フルインテリア】

というわけで、ミニアート 1/35【MA35215 :ソ連軍 T-60初期型 フルインテリアが到着。ザッと眺めただけですが、いやぁ良い出来ですねー。

Ma35215_01

同社初期の製品【T-70M】と車格も形態も似た車両ながら、最新の考証と最新の金型技術による表現はもう解像度が一桁違う感じ。軽戦車ながら、車内インテリア含む表現の「ディテール密度」からは、重厚さすら感じますよ。

これで「ズベズダ=ポリテクニカ」製キットはもうその役目を終えたと言えましょう。

で、ちょっと気が付かなかったんですが、箱絵の車両って発表当初は「あみあみ迷彩&砲塔番号・68」だったのが、いつの間にか「通常冬期迷彩&砲塔番号・38」に変わってるよ。何でだろ?

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さて、インストをざっくり眺めた所では「上部転輪のチョイス」にちょっと迷うかも。

キットには3種類の上部転輪、即ちCg2:ゴム縁付き上部転輪Ce2:全鋼製上部転輪(穴3つ)Ce3:全鋼製リブ付き上部転輪(穴6つ)が入っています。
このうちCg2:ゴム縁付き上部転輪】を前2個に使用し、3つ目はCe2:全鋼製上部転輪(穴3つ)】を使用するパターンと、
3つとも全てCe2:全鋼製上部転輪(穴3つ)】を使用するパターンがあり、インストのカラー図に示された指示に従ってチョイスするようになっています。

実車写真を見る限りではCg2:ゴム縁付き上部転輪】は生産極初期に見られるものの、比較的早い段階で3つとも全てCe2:全鋼製上部転輪(穴3つ)】に移行しているような感じ。
ゴム縁付き上部転輪は、たぶんT-30で使用していたものじゃないかな。

特定の車両を作る場合はその実車写真に準ずるのがセオリーですが、上部転輪は影になったり泥がついたりして判別し辛いケースが多いですね。1941年冬以降の車両を作るならば、3つとも全てCe2:全鋼製上部転輪(穴3つ)】にする方が一般的かもしれません。

なお、Ce3:全鋼製リブ付き上部転輪(穴6つ)については当キットでは使用しないようになっています。このタイプは1942年頃撮影の写真からポツポツ見られるような感じですかね。今後のバリエーション展開で使用する事になるのでしょう。

ちなみにCg2:ゴム縁付き上部転輪】のパーツのみ「転輪と同じ枠」に入っており、もしかしたらこれはT-30への流用を示唆しているのかもかもかも?

あとこれは以前も書きましたが、戦闘室天板の後部に薄らとある「コの字」状のモールド(下写真赤丸内)は、この位置に「トラック等と同タイプの尾灯」が装着された【第37工場製・後期生産車両】用の位置決めモールドと思われるので、本キットのバージョンではこの「コの字」モールドを綺麗に消すとグーでしょう。
まぁそれほど目立つモールドでは無いですが、少なくともこの「コの字」モールドにスミ入れしたりドライブラシしたりして、わざわざモールドを浮き上がらせないようにご注意(^^;)。

Ma3521502

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