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февраля 2017

『それ町』最終巻 購入

それでも町は廻っている(石黒 正数 著・ヤングキングコミックス)の16巻(最終巻)、発売翌日に秋葉の COMIC ZINまで出っ張ってって買いました。
最終巻も面白かった。エピローグも良かったね。

同時発売のそれでも町は廻っている 公式ガイドブック 回覧板の方も購入。これもまた読み応えがあって良いです。単行本未収録の話が掲載されているのもグー。

しかし『それ町』も終わっちゃったかー。楽しみがひとつ減ってしまった…。

Soremachi16


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ソ連軍のマチルダは何色だったのか?(1)

ちょいと多忙でなかなか更新出来ない為、ネタを小出しにしてご機嫌を伺わせていただきます(^^;)。

「ソ連軍のマチルダは緑色に塗られていた」ということの傍証として、Imperial War Museum(英・帝国戦争博物館)収蔵の絵画コレクションから、絵画に描かれたマチルダをご紹介。

■『Loading Tanks for Russia』Leslie Cole:1941

https://artuk.org/discover/artworks/loading-tanks-for-russia-6786/

Leslie Coleという画家が 1941年に描いた作品。ソ連に送る為に貨物船に積み込み中のマチルダで、車体は緑色に描かれています。
よく見ると、吊り上げられた車両の車体側面には渡渉限界を示すラインが赤で描かれており、また手前の車両の車体には注意書きの文字が白で描かれているのが見て取れます。

■『Loading Tanks for Russia II』Leslie Cole:1942

https://artuk.org/discover/artworks/loading-tanks-for-russia-ii-6794/

こちらは 1942年の作品で、貨物船の船倉に固定作業中と思しきマチルダ。やはり車体は緑色で描かれています。
注意書きの白い文字も見えます。面白いのが登録番号(T-XXXXX)で、赤文字で描かれていますね。

ちょっと外れますが、操縦手ハッチや砲塔の上に置かれた木材が興味深い。何でしょうねコレ。ハッチ開口部周辺をガードしているので、或いはペリスコープの破損を防ぐ為の措置かも(ペリスコープは装着されたまま送られたようなので)?
輸送運搬時には砲塔右側面の煙幕発射筒は外され、前部フェンダー上の予備履帯や工具類も外されますが、これらも規定通り。

■『Lowering a Tank for Russia into the Hold』Leslie Cole:1942

http://www.iwm.org.uk/collections/item/object/5264

貨物船の船倉に吊り降ろし作業中のマチルダを描いたもので、車体色はこちらも緑。渡渉限界線は赤で描かれています。
この絵では「主砲&防楯周りが黒く塗られている」のに注目。これは防水の為にゴム系塗料でシーリングされた状態を表現したものでしょう。輸送運搬時には実際にこの処理が為されています。

いずれも、実際にその目で見て描いたんじゃないかと思わせるようなディテールが表現されており、緑色で描かれた車体色についても、ある程度の信憑性を感じさせます。
もちろん一方で、「撮影されたモノクロ写真を基にして、想像で描いたんじゃないの?」という切り捨て方も出来るでしょう。その辺は各自のご判断で。

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ソ連軍のマチルダを作る(タミヤが)!

今月1日からドイツ・ニュールンベルクにて開催中の「シュピールヴァーレンメッセ・2017」にて、タミヤが新製品35355:歩兵戦車マチルダMk.III/IV “ソビエト軍" を発表しました。
やー驚いた。【35352:イギリス歩兵戦車 バレンタインMk.II/IV】が赤軍レンドリース仕様のマーキング入り…という流れはあったにせよ、ここへ来てまさかのソレマチとは。
まぁマチルダというと英軍でもチョロっと使われたらしいけど、皆さんご承知のように実質的にはソ連戦車ですからね(暴言)。

展示パネルのパーツ図を見ると、新規パーツは側面装甲板(サイドスカート&排土傾斜部)」「スリット廃止型の工具ロッカー蓋」「履帯スキッドレール」「T.D.5910 後期型履帯」「フィギュアといったあたりで、後期仕様の特徴は当然ながらキチンと押さえられてます。
サイドスカートは、転輪点検用小ハッチのヒンジが下ヒンジのゴツいタイプになってて、以前出ていた仕様をそのまま使っても誤りではないにもかかわらず、新規パーツを起こしてくれたのが喜ばしいところ。

T.D.5910履帯は先に発売された【35300:イギリス歩兵戦車 マチルダMk.III/IV】と同様の部分連結式で 、普通に組む分には適した態様でしょう。可動にしたいならば他社製の連結履帯という選択肢も今ならあるし。 (*1)
(*1) 正式リリース情報によると、履帯は「スナップ連結による組立式」とのことで、部分連結式ではなく「各個連結式」のようです。バリュー感がアップですね。
http://www.tamiya.com/japan/products/35355/index.htm

【MM 35300】キットの方にオマケパーツとして入っていた「CS用 3インチ榴弾砲砲身」「低いタイプのキューポラ」はそのまま【MM 35352】にも付属するでしょう。同パーツはむしろこのソ連軍仕様でこそ本領を発揮するパーツなので、活用してキットの魅力もアップです。
また、後期仕様が出るということで、例えば「オーストラリア軍仕様」等にも作りやすくなりますな。

しかし、パーツ図を見てると何だか「後期仕様にするための改造パーツ」みたいな感覚になりますねー。これだけパッケージングされてても欲しい感じ。

一瞬ドキッとしたというか懸念したのが、展示された試作見本が「茶色く」見えたこと。
もし本当に茶色に塗っちゃってたりしたら「タミヤ…やっちまったな…」って感じだったんですが、これはどうも展示用の照明が暖色系のために色調がダークアースっぽく見えていたようで、TAMIYA USAにアップされた方の画像では、ちゃんと緑系に塗られていて一安心です。

何故か最近、みしりん掲示板等で「レンドリースでソ連に行った英軍車両はダークアースに塗られていた説」を主張する人が居るんですが、いや、基本はグリーン系ですから
この辺のことは次回に書いてみる予定。

下は 1942年の年賀カード。背景の車両は紛れも無く、冬期迷彩されたマチルダで、カードに書かれた赤文字は「前線から新年の挨拶!」です。前線から家族宛用のカードでしょうか。
最初のレンドリース戦車がロシアのアルハンゲリスク港に到着したのが 1941年10月11日。それから 1941年末までに 180両ほどのマチルダがソ連に渡っていますが、二ヶ月後の年賀カードに早くも登場しているのってのがちょっと驚き。

Mati01

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