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Miniart【SU-85 Mod.1943 (Mid Production)】への追加工作のススメ(その3)

■ Miniartの SU-85シリーズは、バリエーション展開の都合から、パーツに(そのバージョンでは)不要となるモールドが幾つか存在する。それらはパーツ取付の為のガイドなのだが、インストに削り取る指示が無かったり、逆に、不要な筈なのにインスト図にはしっかり描かれてたりしていて、混乱するケースもままあるかと思われる。
そこで、【35187:SU-85 Mod. 1943 (Mid Production) w/FULL INTERIOR】の製作を前提に、戦闘室周りで気付いた分だけピックアップしてみた。

『戦闘室天板』
◯1:この4つのポッチは、次期発売の【35178:SU-85 Mod.1943 (Early Production) w/CREW(SU-85 Mod.1943 初期生産型 防寒服の戦車兵5体付)】で「ベンチレーターカバー」を取付ける際のガイド。
【35178】以外のバージョンでは使用しない不要モールドなので、紙ヤスリで軽く撫でるなどして消す。

Su85parts_1


『戦闘室前面』

◯2:これは、1944年の生産車両に於いて「予備履帯」を装着する際の、ベース取付位置のガイド。
1943年の生産車両、即ち【35178:SU-85 Mod.1943 (Early Production) w/CREW】及び【35187:SU-85 Mod. 1943 (Mid Production) w/FULL INTERIOR】では不要なモールドなので、これも消す。

Su85parts_2


『戦闘室右側面板』
◯3:これは【35178:SU-85 Mod.1943 (Early Production) w/CREW(SU-85 Mod.1943 初期生産型 防寒服の戦車兵5体付)】で、ピストルポート装甲栓を接着する際のガイド。【35178】のみがこの位置で、それ以外のバージョンでは使用しない不要モールドなので消す。
なお、【35187:SU-85 Mod. 1943 (Mid Production) w/FULL INTERIOR】では下方にあるモールド位置を使用するので、ここは間違えないように。

◯4:これは発売予定の【35211:SU-85 Mod.1944 (Late Production)】で「コの字型手摺り」を接着する際の位置ガイド。○モールドが3つあるのは、長短2種の手摺りを選択する仕様なのかも。ちなみに、短い方が後期仕様。
いずれにせよ、1943年の生産車では使用しないモールドなので消す。

Su85parts_3


『戦闘室右側面板・裏側』
◯5・6:これはインストにも「削り取る」指示があるが、前述のピストルポートに対応した車内側のモールドで、装甲栓用ストッパーの取付位置ガイド。
◯5は【35178:SU-85 Mod.1943 (Early Production) w/CREW(SU-85 Mod.1943 初期生産型 防寒服の戦車兵5体付)】用のガイド。
◯6は発売予定の【35211:SU-85 Mod.1944 (Late Production)】用のガイドになる。
戦闘室天板を接着してしまえば見えない部分だが、例えば【35187:SU-85 Mod. 1943 (Mid Production) w/FULL INTERIOR】を作って、車内が見えるように戦闘室天板を取外し可能なように組んだりした場合、ココがそのままだったりするとちょっといただけない。モールドは落として、凹は埋めておく。

いずれのモールドも、そのままでも結構目立つし、ウェザリングを施すと尚更に浮き立つので、ここはサクッと消してやりたい。

■ さて、間もなく発売予定の【35178:SU-85 Mod.1943 (Early Production) w/CREW(SU-85 Mod.1943 初期生産型 防寒服の戦車兵5体付)】だが、これはたぶん【35187】のフルインテリア版とは別に「インテリア抜き版」を出すにあたって、そのままじゃアレなので、若干の仕様変更で差別化を図った製品…ということだと思う。
前々回書いたように、私はこの仕様、スヴェルドロフスクで撮影された、試験中と思しき写真の1両以外に見たことが無く、仕様としてはかなりレア(?)な部類だと思われる。

だが、上記ポイントを応用すれば、【35187:SU-85 Mod. 1943 (Mid Production) w/FULL INTERIOR】と同等の「1943年の一般的な仕様・インテリア抜き版」として組むことも可能。即ち…

1)戦闘室天板に「ベンチレーターカバー」を取付けない。
2)戦闘室右側面板のピストルポート・装甲栓の接着位置は、下方にあるモールドの位置にする。
3)天板上の「指揮・観測用キューポラ」に増加装甲板を装着する。これは前回記事参照。

…以上。

次回は、防盾について&その他。…ってまだ続くの…?

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