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【T-34-100 ヴァリアント2】製作記・05

車体上部、まずはザクッとこんな感じ。

■ T-34-100は砲塔リング径を1700mmにまで拡大しているが、Model Point製砲塔はドラゴンの T-34-85に合うように作られており、砲塔リング部は無加工で装着可。車体からはみ出す砲塔の首部をガードする張り出しを接着。

砲塔リング周囲の戦闘室天板には、T-34-85の場合「第2,第3サスペンションの点検口カバー」「燃料注入孔カバー」のモールドがあるが、砲塔リング径を拡大した T-34-100ではそれらへのアクセスが不能になっている。
明確な資料は未見だが、上記ポイントは恐らく廃止されている筈なので、サスペンション点検口カバーは瞬着で埋め、燃料注入孔カバーのモールドは削り取った。

Hull


実は写真の段階ではまだ「第2サス点検口カバー」の方のモールドを埋めていない。これは「何も無いのは寂しいかな〜」と色気を出して、モールドを残そうとしたのでした。
ところが後で資料に当たったところ、第2,第3サスペンションを第1サスペンションと同仕様に変更」「燃料タンクを移動との記述が。とするとやはり「第2サス点検口カバー」も廃止されたと考えるのが妥当なので、慌ててこちらもモールドを消すことに。やはり資料は読み込まにゃアカンですね…。

■ エンジン室上面は、それまでの T-34と大幅に異なるデザイン。以前「ヴァリアント1」を作った時は完全に想像で工作した箇所なので感慨深い。

Model Pointのパーツは、ドラゴンキットのエンジン室上面から後ろの部分を全撤去し、レジン製のエンジンデッキに置換する仕様。パーツ自体はシャープで良い出来なのだが、左右の吸気部カバーや、後部の排気カバーも一体なので、それらのグリルや金網のモールドは埋まってしまっている。
これはやはりちょっと寂しいし、板状レジンパーツの経年変形も心配なので、Model Pointのパーツを参考にして、プラ板で自作したものに置き換えることにする。

Engine_deck


ドラゴンキットのエンジンデッキ部分は撤去。そのままでは車体上部パーツの剛性に不安があり、またエンジンデッキの取付も心許ないので、プラ棒とプラ板で補強の為のケタを設置し、新造したエンジンデッキはこの上に載せるようにした。丸穴は、台座に固定するボルトへのアクセス用。

■ 車体上部側面は、フェンダーを含む全てのモールドを削り落とした。全てと言っても、履帯防滑具固定ベルト用のП」の字金具くらいだが。
T-34-100の場合、履帯防滑具は砲塔後面に設けられたラックに格納されるので、フェンダー上に「П」の字金具は付かない。履帯防滑具なんかフェンダーに載せときゃ良いじゃん…と思うのだが、わざわざ砲塔後面に装着するというのは、何かしら理由があったのだろう。増加装甲的な?
そういえば、T-34-85では標準装備になっていた車体前面に装着する予備履帯も、T-34-100では廃止されてやはり砲塔後面に移動しているなぁ…。重量バランスの問題なのかも。

フェンダーは ABER製のエッチング・パーツを使用予定。キットのフェンダーでも充分な出来だが、以前 T-34・40年型を作った時にエッチング・フェンダーを使用し、その出来に満足だったので。一度換えるとやはりそのシャープさは魅力だ。実車が単純に「板を曲げただけ」の代物なので、エッチングでの再現も親和性が高い。

上で履帯防滑具の話をしたが、フェンダー上に履帯防滑具が置かれないということは、通常の T-34のフェンダーにある「履帯防滑具設置用の仕切り」も存在しない事になり、フェンダーはなんだかツルツルで寂しい感じに…。
が、それが実車のスタイルならば、その通りに再現するのが「スケールモデリング道」。やっと見つけたよ、私のスケールモデリング道。

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