M5ハーフトラック コンバージョン・キット
新ガレージキット・メーカー【3D In Scale】ってトコが、3Dプリントによるコンバージョン・キット【M5 Halftrack Conversion (International Harvester) for all Dragon US halftracks】を発売予定とのこと(コレ)。
レンドリ者(レンドリース車両好きモデラー)としては気になります。
M5/M9ハーフトラックは、M2/M3ハーフトラックのレンドリース貸与用の簡易生産型で、直線的な前部フェンダーや溶接構造の後部車体がいかにも廉価版っぽくて魅力的。また、M5ハーフトラックに M45機関銃架を搭載した M17対空自走砲も渋い。
写真は1945年5月、ドイツ領内に於いて 85mm高射砲 M1939 52-Kを牽引するM5A1(或いはM9A1)。
模型的にはドラゴンから出ればそれに越したことは無いんですが、人気の点からも難しいでしょうね。
M2/M3ハーフトラック・キットからの改造は、工作内容自体はそれほど難易度も高く無いように思いますが、まずもって M5/M9 と M2/M3 のディテール差異がイマイチ良くわからない(私が)のがネックでした。なのでこのような改造パーツはありがたい。
3D出力サービスはお馴染みの Shapewayが行うそうで、パーツCGを見ると、後部戦闘室は内装含めて一発抜き(!)のよう。いやなにも一発抜きじゃなくても…。
内装含めて一発抜きということは、このキットを利用して M17対空自走砲に改造するという作戦は、ちょっと難しいかなー。
メーカーページの CG図やインストの PDFファイルは、見て楽しいし資料にもなりそうなので、興味のある方は落としておくと吉ですよ。
ところで、本キット絡みの Armoramaの書き込みで、M5/M9ハーフトラックのフロントタイヤは M2/M3ハーフトラックのそれよりも大径で、M8装甲車等と同サイズだと知りました。ほえー。
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