« 【暑気払い・タミヤ・モデギャラOFF】 | Main | 真夏の夜の恐怖 T-34 »

T-26 のサスペンション・ボギー取付部

T26_mizu


上写真、演習地に於ける渡河デモンストレーションでしょうか、川あるいは池から上がる T-26 ですが、なんかサスペンション・ボギーの取付部から水がジャージャーと出てますよ。アイエエエェェ!?ミズ!?ミズナンデ!?と思いつつ実車マニュアルに当たったところ、T-26 のサスペンション・ボギー取付部って、ムクの軸ではなくパイプ(管)状で、しかも車体を左右に貫通してるんですね。いや気づかなかった。

現存実車でも、真横からの写真で、ボギー取付管の穴から反対側の景色が見えているものがありました。
つまり上写真は、ドボンとこのボギー取付管に入った水が、再び排出されている、その恐らくは3〜4秒位のタイミングに撮影されたものでしょう。

マニュアル(下図)によれば、サスペンション・ボギーのうち「9(赤い部分)」が取付管に対応するクランプ部で、「10(青い部分)」がその締付ボルトだそうな。真ん中の黄緑色の部分が開口部で、車体反対側まで抜けています。

T26_manu


戦時中の写真を見てもこの部分の穴は開いたままで、穴を塞ぐフタのような物を取り付けた車両は見当たりませんね。マニュアルにもそのような物の記載は無し。
でも、開口部開きっ放しで大丈夫だったんですかね?ボギー取付管は車体左右を貫通しているものの車内には通じていないので、ここから車内に何かが侵入してくる…ということは無いですが、長い間水の中に停車していると管の中にウナギとか入って来そうですよ。あるいは、小鳥とか野ネズミとか小リスといった森の愉快な仲間達が侵入して巣を作っちゃったりとか…。

なお、T-26 の派生車両のうち、SU-5-1, 2, 3 の各自走砲では「後部サスボギーのみ」取付管開口部にあたる部分にフタ(?)が付いてますね。
理由は不明ですが、実車工場図面を見たところでは、
SU-5-1, 2, 3 では後部サスボギーの取付管が車体左右を貫通しておらず(前部サスボギー取付管は T-26 と同様、左右貫通)、ボギー取付基部自体の仕様が異なるようです。
同車両はエンジンをミッドシップ配置にして車体を延長、後部に 76.2mm 〜 152mm クラスの大砲を搭載しており、重量や衝撃、また車内レイアウトの関係などから仕様が変更されたのでしょう。
というわけで、
SU-5-1, 2, 3 の模型をスクラッチしようという人は、後部サスボギーの取付開口部を塞がないと、私が突っ込みを入れます(^^;)。

さて、模型ですが、T-26 を 1/35 で発売しているのは RPM, ZVEZDA, Hobby Boss あたり。その内 ZVEZDA と Hobby Boss は穴が塞がってますね。RPM は開いてるっぽいけど、まぁいいや RPM は。RPM だし。

いずれにせよ、この部分を作るならば、ボギー取付管を真鍮パイプ等で再現、実車同様、車体左右に貫通させて、そこにボギーを取付けると気分ですね。
タミヤ、出さないかニャー、T-26。

|

« 【暑気払い・タミヤ・モデギャラOFF】 | Main | 真夏の夜の恐怖 T-34 »

コーショー」カテゴリの記事