写真中央上から時計回りで。
■ Bronco Models【AB3536:Valentine Infantry Tank workable track link set】
英・バレンタイン戦車用可動式履帯。
箱を開けたら乾きモノの酒のツマミみたいなパーツがザザッと出てきて一瞬面食らいましたよ。
詳しく検証してませんが、履帯左右フランジに鋳造のナンバーがモールドされているなど、なかなか良さげ。安いしね(私の購入価格は日本円で1,140円ほど)。
■ Voyager Model【PEA056:Tiger I Stowage bin (Africa Korp)】
ティーガーI の砲塔後部に付く雑具箱の旧型タイプ。
雑具箱の側面が車体側面と平行なタイプで、アフリカに行った第501重戦車大隊の極初期ティーガーが装備しているのが有名であり、本製品も「Africa Korp」と記されていますが、他の部隊の初期型ティーガーにも装備されているのはご承知の通り。
去年製作した拙作「第502重戦車大隊の極初期&初期ハイブリッド2号車」もこのタイプの雑具箱を装着しており、その時は通常型雑具箱を切った貼ったして作ったんですが、時間的な制約から細部の表現が今一歩だなと感じていたので、リベンジ用に購入。
サイズや形状等は未検証ですが、まぁ少なくともヒンジとか留め具あたりは使えるでしょう。
■ Bison Decals【35122:Renault UE French and German markings】
ルノーUE 用デカール。フランス軍用のものとドイツ軍鹵獲使用のものが半々ずつ位。
このデカールで特筆すべきは、車体上面右前方にある「バッテリー点検ハッチ」の裏に記された「ATTENTION NE PAS METTRE - D'ACIDE -(注意・酸を入れるな…かな?)」という注意書きが入っていること。キットを改造してバッテリー点検ハッチを開状態にする際には、この注意書きデカールを貼りたいところです。
Bison Decals はタイのメーカーですが、デカールの印刷は「もっとも〜っとベゲモット♪」のCMでお馴染みの、ロシアのベゲモト(Begemot)が行っています(他にMicroscale 等も担当)。
ちなみになんですが、「Begemot(露語:Бегемот=ベゲモート)」とはロシア語で「カバ」の意です。Begemot のトレードマークもカバのシルエットですね。
英語圏を中心に、カバといったら「Hippopotamus」で、これは古代ギリシャ語で「川の馬」を指す言葉からの由来だそうですが、ロシア語の「ベゲモト」は、旧約聖書に登場する悪魔的怪獣「ベヒモス」からの由来のようです。
…いや、ただそんだけなんですが、面白いなぁと。
■ Evolution Minitatures【EM-35008:Soviet Soldier (Anti-Tank 1941-1943)】
Evolution Minitatures はロシアのフィギュアメーカー。
PTRD-1941を携えたソ連兵で、契約対価は折り紙を折ること(DTB的に)。
開衿の軍服にキルティング防寒着を重ね着しており、足回りはブーツではなく脚絆と、大戦初期〜中期仕様。出来も抜きも良好。
■ Miniarm【B35044:Wheel set for US 4X4 Truck Bantam】
バンタムBRC40用のタイヤ。安かったのでとりあえず2個購入。
最近、Miniarm をはじめロシアのレジンキットメーカーでは、3D-CAD上の設計データから直で立体出力したものをマスターに使用している所が多く、精度が格段に進歩しています。
■ Hussar【35043:Soviet Regimental Guns Wheels】
ソ連・45mm砲クラス用のホイール。
Hussar のこの製品は割と入手難なので、見掛けたら買うようにしてるんですが、在庫チェックしたらこれで4セット目でしたよ。作れよ。
■ Eduard【35731:ZiS-2 For MAQUETTE kit】
マケットから出ていたZiS-2&リンバー用のエッチングセット。
少し前に書きましたが、このリンバーは「52-R-353M・1942」というタイプで、エデュアルドのこのエッチングは、ダメダメなマケットキットを修正して修正して修正しまくる…というか、事実上の「52-R-353M・1942」のエッチング製フルキットと言って良い内容なのです。
既に1個持っていたと思うんですが、ちょっと見あたらなかったので、念の為に購入。