« август 2010 г. | Main | октябрь 2010 г. »

сентябрь 2010 г.

『田中一村 新たなる全貌』展

本日は代休なり。
朝から快晴。
空気が入れ替わったようで、つい先日までのような蒸し暑さとは明らかに違う爽やかな陽気。

母親のリクエストで田中一村 新たなる全貌』展を観に、千葉市美術館へ。
千葉市美術館、ウチからは遠い!遠いよスレッガーさん…!

全体に気合いの入った展示。特に、やはり奄美大島に渡ってからの作品は、独自の作風で引き込まれた。
アンリ・ルソーの熱帯モチーフに似た印象で、けれど日本画というのが面白いです。

|

ソ連軍のマチルダを作る:補助燃料タンク&補助燃料タンク基部

今回は、前回記事の最後の方で触れた「ソ連に行ったマチルダは補助燃料タンクが廃止されていた」のかどうかの考察をちょろーんと。
.

Ma_tank1

.

Ma_tank2


上に挙げたものは、とりあえずHD内に保存されていた写真からピックアップしたものです。
前三枚は、ソ連軍配備後の東部戦線に於ける写真。後三枚は英国本土のデポ及び積み出し港での撮影で、今まさにソ連に向けて出荷されゆくマチルダです。前回記事中に掲示した写真同様、車体後部に「補助燃料タンク基部」を装着した車両がそれなりに存在していたということが判ります。

前三枚のうち一番最初のものは「補助燃料タンク」自体をも装着しています。
側面の持ち手、上面の注入孔周囲の段差から、これは例えばT-34用燃料タンクの流用などではなく、マチルダ用オリジナルの燃料タンクであることがまた確認出来ます。

もし「ソ連に行ったマチルダは補助燃料タンクが廃止されていた」のならば、この「補助燃料タンクを装着した車両」はそれに反する「イレギュラー」な例で、何かの間違いでタンクを装着したままソ連に渡ってしまい、運用され、撃破された車両が奇跡的に写真に撮られたもの…ということなのでしょうか?
また、英国本土から出荷されていくマチルダ達は、廃止されて全く無用の装備となった筈の「補助燃料タンク基部」を、何故、整備・装着したまま海を渡ったのでしょうか?

そう考えるよりも、「マチルダについて、補助燃料タンク及びその基部は、英国に於いてそれらが装備されていた車両については、そのままソ連軍に引き渡されて使用された」…と捉えた方が自然だと思いますがいかがでしょうか。少なくとも、これら状況証拠写真の存在を踏まえた上での、現段階に於ける私の立場はこれです。

残された写真は確かに少ないですが、実は英軍が使用したマチルダでも、補助燃料タンクを装着した車両が絶対的多数だという訳ではありません。ソ連軍のマチルダが補助燃料タンクを装備していないのが「不自然なほど少ない」…とは、私は、感じてはいません。
ちなみに、「オーストラリア軍向けに送られたマチルダ」、及び「レンドリースでソ連に行ったバレンタイン戦車」に於いても、補助燃料タンクは同じく装着されているということを併せて呈示しておきます。

もし、「ソ連に行ったマチルダは補助燃料タンクが廃止されていた」という主張に根拠があるのでしたら(この場合、文献資料になると思いますが)、大変興味がありますので、それを呈示していただければ幸いです。

-------------------------------------------------------------------------------------------

ま、とはいえ前回の記事でいきなり「出鱈目」呼ばわりしたのは、些か大人げ無かったというか、キーが滑った感もあり、若干反省もしています(ちなみに出所は個人サイトではなく、商用サイトの製品説明欄ですので為念。むしろ商用サイトの記述なればこその突っ込みと言えましょう)。
従いまして、前回記事の当該箇所は、これは客観的に観測される事実とは異なり、また根拠も示されていないので注意と言い換え、訂正いたしました。
ふぅ…。ほんと、疲れる…。

|

ソ連軍のマチルダを作る:装甲板を切り欠いたソレマチ(小ネタ)

『それでも町は廻っている』10月よりアニメ化。

ほほぅ『それ町』がシャフトでアニメ化か…。「それ町…?」「ソレ…?マ…チ」な…何か重要なことを忘れているような…!だが思い出せない…ッッッッ!

そうですね。「ソ連軍のマチルダを作る」でしたね。いや別に飽きたとか止めちゃった訳じゃないんですよ?ただホラちょっと他の物を作らなきゃならなかったり作んなかったりで、しばらくお休みしてたんですよ?
その間にも脳内で色々とシミュレーションしたり、タミヤモデギャラでジャンクパーツを買い込んだり、エアーモデリングしたりしてたんで、あながちサボっていたとも言いきれないですよね?ね?

というわけで小ネタ
鉄道貨車上に遺棄されたソレマチで、剥げ剥げの冬期迷彩から冬の終わり頃の撮影かと思われます。丸部分、起動輪基部周りの装甲板が四角く切り欠かれていますね。

東部戦線で使用された
ソレマチは、冬期にはその独特の側面装甲板内部に氷雪が詰まって難儀したといいます。写真の車両はこれを回避する為に起動輪周囲の装甲板を切り取ったのでしょう。前方の、元からある開口部に高さ等を合わせていますが、仕上げがイマイチ雑なのがご愛敬。
このような処置を施した車両の写真は他には見たことありませんが、まだまだ存在した可能性はありますね。

ちなみにこの車両、側面装甲板下部の「サス点検用アクセスハッチ」はタミヤが模型化したのと同タイプの「ヒンジ内蔵式」ですが、その上の土砂排出用開口部は、最前開口部の張り出しが加工省略されたタイプ(以前分類した4番目のタイプ)です。「ヒンジ内蔵式のサス点検用アクセスハッチ」は比較的初期の仕様と捉えられることが多いようですが、実はこの車両と同様の仕様はポツポツ見掛けます。

また、車体後部に補助燃料タンクの基部があるのにも注意。最近どこだったかで「ソ連に行ったマチルダは補助燃料タンクが廃止されていた」とか書いてあったのを見ましたが、出鱈目
ですのでこれは客観的に観測される事実とは異なり、また根拠も示されていないので注意。補助燃料タンク自体も装着してる車両がちゃんとあります。

Tattsun

|

« август 2010 г. | Main | октябрь 2010 г. »