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レンドリースのマチルダに関する覚え書き(3)

小ネタを二つ。

工具ロッカーの蓋

Futa 車体前上部左右に位置する「工具ロッカー」の蓋は、鋳造製で、当初表面にスリットがありましたが、これは運用中に火やら水やら泥やらがはいりまくるので(当然だよ)、後にスリットが廃止されてただの一枚板になります。
スリット付きの蓋を装備した車両も、蓋を塞ぐ為の板(10〜15mm厚程度?)を後付け溶接して運用されました。この改修仕様の車両もレンドリースでソ連に行っています(添付写真参照。赤い部分が後付けの塞ぎ板)。

ちなみにこのスリット塞ぎ板、EDUARDのタミヤ・旧マチルダ用エッチング(#35099・絶版)にパーツとして入っていました。上に長すぎましたが。
添付の車両は、工具ロッカーの蓋に塞ぎ板を溶接しており、また、操縦手用バイザーの装甲カバー下にある張り出し部が溶接タイプ(当初は張り出し無し〜その後、張り出しを溶接で付加〜更にその後は一体鋳造)であるなど比較的早い時期の特徴を備えていますが、一方で砲塔のキューポラは低くなったタイプであるのが目を引きます。

車体下部前面の「□」

Patch 車体下部前面に「□」が付いている車両があります(添付写真参照)。

当初、戦闘による破損部を修繕したパッチだろうと思ってましたが(いかにも被弾しそうな箇所だし)、同位置に同処置を施した車両が結構存在するので、現存実車をよく見直したところ、「□」の周囲に溶接跡等は無く、どうやらこれは部品鋳造時由来のモールドのようです。しかしながら、用途…というか生成理由は不明。湯口という感じでも無いし。

この「□」、左右共に在る物、右側だけに在る物、左側だけに在る物、全く無い物と、あらゆるパターンが存在します。また、「□」部分の厚みというか高さ、大きさにも色々バリエーションがあるようです。

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